2023年3月10日金曜日

建設中のNS館、その存在感に圧倒される!

 建設中のNS館の工事現場に赴いて、工事の最終段階の状況を観察した。一言で言えば「素晴らしい6教室」が月末までに完成する。「出来栄え」が本当に素晴らしい。建物外観のこげ茶色に加え、白の縦ルーパーの意匠デザインが際立って光を放ち、輝いている。又2階、3階からの正面道路の眺めが良い。こちらから見えるということは正面の道路からも良く見えるということだ。背は3階建てで低いが中央館の8階建てと今から作る6階建ての中学校棟の間に挟まれても十分過ぎるくらいに存在感がある。建屋内に入って見ると教室は広く、採光も良く、何といても83インチもある「電子黒板」がその威容を誇っていた。東館や中央館のそれは確か55インチだったと思うが本当に大きい。最高のICT教育が可能となる教室だ。 




教室管理の主管である教務部長はNS館は中高一貫のNクラスを考えていると過日報告があったが良い考えだと思う。学んだ浪速中学校と浪速高校との中間に位置する場所故にこの教室に最初に入るNクラスの生徒は頑張ってくれるだろう。今日の視察はNS館竣功後、着手する新中学校棟との工事境界について「線引き」をどうするかも現地で打ち合わせをした。地上6階建ての建物故に工事場所や資材置き場の確保の為に必要なスペースは十分に取るように配慮すべきと私は判断した。その上で「4月30日の開校100周年奉祝祭当日の新校舎建設宣言」をし、そのお披露目をする場所に掲げる大きなパース図とその位置も確認した。ご来賓の皆様はさぞ素晴らしい校舎のイメージ図を見て驚かれると思う。詳細は今書けないが今まで見たことのないような校舎だ。 

現地視察を終えて執務室に戻る途中に「専願合格者が続々と登校」して来た。内部生を含めると総勢654人の生徒を新1年のN学年主任の指揮のもと、21人の担任候補者が各教室に向かい入れてオンラインで入学前説明会である。教材や教科書の配送、美術、音楽、書道の芸術3科目からの選択希望調査、通学証明書、ICTクロムブックの説明などを行った。加えて国数英社の課題の説明もあったりして専願者は今日から徐々に浪速高校生に変貌していく。 


ところで併願生については実は今日の「10日が公立高校の受験日」であり、合否発表は来週の20日だから20日になって併願者数が判明する。それまで暫しの休止であるが、併願戻りという数値は「神のみぞ知る」であるが、過去のデータから想定すると200人から250人程度となり、高校の1年生の規模は850人から900人の間かも知れない。しかしどうなってもNS館の6教室が強力な武器として控えているから、全く問題は無い。先手をとって早く決断したところが勝つ。この6教室で来年も楽になった。自分を褒めてやりたいと思う。