8時10分大阪発のサンダーバード7号に乗って石川県小松に向かった。明日は学校の茶室「洗心亭」にて開校100周年記念大茶会が催されるから、隙間としては今日しかタイミングは無かった。目的は「3尺大太鼓」を発注している「浅野太鼓」さんに赴き、発注者としての検品である。約2時間の車中で昨日の理事会・評議員会を無事に終えたことで自分でも分かる位リラックスしている。10時42分定刻に小松駅に到着。出迎えの車に乗り、昼時と言う事で浅野社長の小学校時代の同級生がやっているという高級な料亭で昼食をご馳走になった。日本海の珍味がとても美味であった。その後会社に赴き「大太鼓と台」に初めてお目見えした。
その後、今回は100周年記念品と言う事で特に大太鼓を載せておく「台」に彫刻をして貰ったのだが初めてお付き合いする富山県南砺市の彫刻家の工房を訪ねた。小松と南砺市は車で30分程度で案外と近い。そこで初めて彫刻家の畠山先生親子にご挨拶出来た。作品は素晴らしいもので「上り龍、下り龍」の彫刻が躍動していた。彫刻作品は彫刻士の人間性が出るもので流石に品格が高く力強い作品に私は圧倒された。私はその出来上がりに満足し古民家風の工房を後にした。浅野社長の運転する車で金沢駅に向かい、そこで浅野社長とはお別れして金沢発16時初のサンダーバードで大阪駅に向かう上りの電車に飛び乗ったのである。この大太鼓は100年記念でPTAからの1000万円の寄贈品であり、「永久もの」となるだろう。
久し振りに学校を離れて新鮮な空気を吸った。たまには外に出るのも悪くは無い。帰りの電車で明日から始まる一連の奉祝事業の思いを巡らせ「自分に気合」を入れた。「一世一代の奉祝事業を教職員と一所懸命、一生懸命にやり切る覚悟である。浪速改革の16年成果を学院神社の拝殿前で高らかに鳴らす太鼓は4月20日過ぎには入荷してくる。早く生徒が打ち鳴らす太鼓の音を聞きたいと思った。電車のシートに据わり特別な感慨に浸る。まず今日は大茶会で記念行事のトップを切ってご招待客に一服のお茶を召し上がって頂く。
「4月30日開校100周年記念企画事業一覧」
3月29日(日) 開校100周年記念茶会 会場:浪速武道館2階 洗心亭
表千家木村宗匠ご来校のもと実施
4月30日(日) 開校100周年記念奉祝祭・式典・祝賀会
第一部 奉祝祭 式場:学院神社
第二部 式 典 式場:体育館
第三部 祝賀会 会場:天空レストラン
5月9日(火) 開校100周年記念人文字撮影 場所:本校グラウンド
全教職員・全校生徒によるドローンを使用しての撮影
5月10日(水) 理事長より教職員へ祝金授与、理事長より教職員1人ずつに授与
5月11日(木) 開校100周年記念大祝賀会 会場:スイスホテル南海大阪
理事・評議員の皆様と共に教職員一同に会しての大祝賀会
6月15日(木) 開校100周年記念芸術芸能鑑賞会 会場:フェニーチェ堺
「カーリーの青春~again~」 劇団自由人会