2024年9月19日木曜日

神社庁秋季慰霊祭とテレビ取材

 今朝は大阪府神社庁の「秋季慰霊祭」に参列した。前日の合祀祭に続いて今年春以降、「物故された方々」を慰霊申し上げる祭事である。神社神道の学校として本校生みの親であり、全面的なご支援を頂いている本校としては亡くなられた府内の神社の宮司様はじめ関係の方々の慰霊祭には教職員を代表して私が参列し「玉串」を捧げ「柏手」を打っている。今年はお一人、千早赤阪村の建水分神社の宮司様が91歳を以って黄泉の国に旅立たれ神様となられ、この度、神社庁に合祀された。この宮司様には大変にお世話になり、今、新宮司となられたご子息には本校の評議員に就任して頂いている。 


「柏手」は両の掌を打って音を出すが、慰霊祭の柏手は50日祭(仏教でいう49日法要)を過ぎておれば音を出しても良いと習った。それまでは「しのび手」と言って音を出さないのが決まりである。私は物故された前宮司さまの思い出に浸りながら、感謝の意味で大きな柏手を打った。千早赤阪村の古民家多聞茶寮で「行く年、来る年」を迎える私の初詣の神社は楠木正成公ゆかりのこの神社「建水分神社」である。「義理と人情」を大切にしたい私には最優先で欠かすことなくこの慰霊祭には参列し、「直会」にも出て、とんぼ返りで学校に戻る。 

メディアの取材申し込みは結構多いが、余り芸人さんがリードする「お笑い」を主体の番組はご遠慮申し上げている。「教育機関の矜持」というものかも知れない。当然、広く社会に開かれた私立学校だから、積極的に開示するのが正しいと言う判断もあるが、学校はホームページや両校長のブログ、そして私のアラウンドなど結構内部に奥深く到達する情報を開示していると思う。それでも中身によっては取材申し込みを受けることがあるが、久し振りに本日「テレビ大阪」の「大阪43市町村を大調査、誰も知らんキング第15弾」という企画を受け、本日取材があった。


私はこの番組の事は知らないが結構人気の番組らしい。今回の視点は「部活の多い学校ランキング」というもので確かに本校は運動系、文化系クラブ数は多いと思う。ただ今回は本校の「神楽部」「雅楽部」という余り聞きなれない学校のクラブに興味関心を抱かれたのだろうと思う。神社神道の学校として神楽部と雅楽部を有していることを誇りにしている私は常日頃外部との接触や試合などが全くないこの二つのクラブの紹介になるだろうと思って受け入れた。放送予定日は10月中旬で出演のMCは漫才師の「中川家」さんが務めると聞いた。良い取材になるように全面的に協力するように高校教頭に指示した。