朝一番に英語科のO主任教諭と中高の英語科の主担当の先生が部屋に来てくれ、過日行われた「第1回実用技能英語検定」の受験成績について詳細に纏め報告してくれた。中高とものに大きな成績アップであり私は多いに満足した。特に今回から各級において問題形式がリニューアルされ、主にライティングでEメールの返信を英語で作文する問題などが出題され、これらからも英語能力が実用的になるように仕向けられている事が分かる。次回以降は進度の進んでいる科コースの生徒は3級を飛ばし準2級から受験を促す方式とした。所謂「飛び級」である。又中学生からは高校卒業レベルである2級が出ている。総合的に考え私は「奨励賞」を2級では従来4000円であったが次回から5000円とした。努力を多とし今後とも大いに支援を高めて行きたいと思うからだ。
続いて7日土曜日に行われた「中学校第3回入試説明会」の入試広報部からの報告を聞いた。これまた良い結果で参加者は昨年度対比11%の伸びであった。欠席者が少なかったことも嬉しいニュースだ。特に印象に残ったプレゼンは中学校長の冒頭プレゼンであり、これは初めての事だ。漸く「真価発揮」と言うところか。説明が分かり易かったという点、勉強など教育全般について熱心に話され、こんな学校なら通わせても良いと確信しましたとか、校長先生から力強いお言葉を聞いて自分の息子も是非浪速中学校で学ばせたいと改めて思いましたとかアンケートにあった。講習担当の教員では理科の女性教諭O先生の印象度は圧倒的に高い評価となっていた。教頭に言わせれば教材の準備が完全だったと言う。素晴らしい。
続いて7日土曜日の「学校5日制+3S」について高校教頭が詳細な報告に入ってきた。私も7日のアラウンドで概略をアップしているが、あのような物ではなく後世に残る記録としてのまとめである。特に目玉の「1S」については全生徒のアンケート結果もついており、実に生徒の受け止め方が良く把握できた。最も1Sも2Sの自学自習もそれなりに学習意欲の高い生徒であり前向きな高評価であったことが嬉しい。外部の先生方も好評であり、アウトソーシングとして専門家に委ねた狙いは当たったと思う。特に予備校講師による英語教育については普段とは異なる言葉で次々と攻めたてられるような講義は「目が覚める」ようで圧巻だったとアンケートにあった。
私は以上のことなどを午後の「校務運営会議」で分掌長に話し、徐々に中身を高めて行こうと話した。今週は「13日が秋季例祭」、その夕刻、「桂福團治一門の奉納落語会」、「翌14日が浪速祭」と前半戦のハイライトの時が迫って来た。全教職員でこれらのイベントを成功させる。今日の会議はその意思結集に繋がった。