2024年9月3日火曜日

昨日から「学校5日制」がスタートした!

 今朝の朝日、朝刊のトップ記事は「2年連続、最も暑い6月~8月、9月も猛暑」とあった。あの朝日新聞がトップにこの記事を持ってくるとは余程朝日の編集者もこの暑さに堪えたのか?昨年の記録を塗り替え平年に比べて何と1.76度も気温が高かったという。確かに異常気象と言われているように今年は私も参った。しかし今朝は幾分過ごしやすい感じだ。湿度が下がっているからだろう。ようやく、これから待ち望んだ秋を感じる時候になった。朝出勤して神社前に待機し、登校して来る生徒数人に昨日から始まった「学校5日制」について初日の感想を聞いた。通常なら6限で授業が終わるところを7コマ目をぶら下げて7限の授業に切り替わった率直な感想を聞きかったのである。 

総じて「問題ありません」「返って45分授業は集中出来て良かった」とかが一般的な回答であったが当然「しんどかった」という声もあった。この生徒に土曜日はどう選択したのかと聞くとサッカーをやりたいと言う私は然らば月曜日に授業が一こま増えたのは我慢しないとな?!」と返したら、この生徒は照れ笑いをしていた。確かに「回数が増えるのは気持ち的にはしんどい」と思う。後一こまで授業が終わると思っていたらもう一コマあると言われたら「ガクッ」と来る生徒も居ることを想定はしていたが、再確認した。

続いて高校と中学の教頭が部屋に入り、正式に複数の生徒に「ヒヤリング」した結果の報告に来てくれた。今回のプロジェクトをここまで持って来てくれた「責任者でプロモーター」であり、二人とも優秀な管理職だ。そこには5日制の初日の生徒の受け止めの様相が書かれており、タイミングの良い、素晴らしいレポートだったと思う。この「タイミングが重要」である。今朝一番の報告でなければならない。結論的に言えば50分授業よりか「45分授業」が「集中力が高まった」というのが多かった。否定的な意見や感想は極めて少なかったと思う。私は完全に見誤っていたと思う。50分授業の豊かさよりも僅か5分の短縮だが中身はより充実していたと生徒は言うのである。これらは教員の授業準備や「ベル着」など周辺の環境が変わりつつあることを示している。これも嬉しい事であった。 


その後両校長も入って情報を共有し、今後とも注視していくように指示した。今日は8コマ目がある日で、7コマと8コマでは受けとる感じも大きく違って来ようと思う。「煽り運転」と言う言葉で有名になった「煽る」だが学校の管理者は生徒を煽るのも重要な業務であるが、生徒の状況を見定めながら「落ち着かせ、頑張らせる」ことも重要である。幾ら煽っても限界はある。要は生徒がその気になって「土曜日の自由を獲得する」という心意気を持って貰う様に仕向けて行きたいと思う。明日の大イベント「塾長様学校説明会」の私のプレゼンは当然学校5日制と3Sになる。中身が伴った浪速の新しい道が見えて来たと思う。修正しながら完成度を高めて行きたい。