朝一番に入試広報部から先週12日の土曜日に行われた中学の第三回入試説明会の纏めの報告があった。「もう3回目になるのか?」と言うのが正直な感想であり、時は飛ぶように過ぎていく。今回は「クラブ体験」と組み合わせた企画で次回は来月30日である。中学入試の状況は「総じて順調」という感じで安心して見ておられる。今後数年は中学入試の生徒像は「量は追わず、質で勝負」という考え方を今日も教頭と部長に徹底した。「きめ細かく、一人一人の受験生に対応」する方向に舵を切る。数はその後で付いてくる。中学新校舎の塀の前に着けている「表示看板」は9月浪速祭が過ぎたあたりで取り外そうと思う。それまでに中学校の「新校舎のサイネージの中身」をより充実させるように指示した。
本校には「PTAクラブ活動」という活動がある。会長のアイデアであり学校は施設を貸し出し全面的に協力している。中々面白い企画であり、今回は「保護者が今、知っておくべき薬物乱用の現状と対策」とあった。100名近い保護者が集まり、住吉区の公的機関の指導員や協議会の会長様が保護司会の協力でご来校され、素晴らしい内容だったとPTA担当が報告に来てくれた。素晴らしい事だ。今や「薬物問題」は小学校にまで拡散しているという話もある。全ての課題を学校だけで解決できるなど思い上がった気は我々には全くない。言うまでもないが「家庭教育」と「学校教育」とのコラボが極めて重要である。我が子の生態を最も知り分かるのは家庭の親御さんである。
中央館6階の天空レストランの「焼き立てパンコーナー」を全面的に改装する工事がこれまた先週の土曜日に始まった。従来の「NANIWA Bakery Shop BULL」は美味で大変評判が良かったが、連携先と契約の見直しを行い、自立して行くことに決めた。入試広報部の要望に応えるには今の生産能力では不足するので機器も増強しなければならないし、仕事の出来る人材も必要である。ご飯ものや麺類などと炊き立てパンコーナーを完全に区分し、生徒の動線も考え、配置を根本的に変える。完成したら名物コーナーになるだろう。お目見えは9月20日の浪速祭で「改装記念一大セール」として大々的に売り出す方向だ。理事長自ら売り出しの先頭に立つかな?
午後からは学校医参加で安全衛生保健委員会を持ち、引き続いて校務運営会議を持ち、6Rの大改装について幹部教員に伝達した。変更、変更ばかりで些か恥ずかしいが、それくらい「パン焼き事業」は難しいという事だろう。でも焼き立てパンのかぐわしい香りがするレストランは本校の目玉でもあり、完成を目指して頑張る。全面を全てガラス窓にして外からパン作りが目に入るようにし、インで食べられるコーナーは「浪速カラーの赤のパラソル」を3台も設置し、まるでパリのシャンゼリゼ通りのパン屋さんを髣髴とするようにもする。