2019年4月10日水曜日

卒業生への期待!


しかし俳優と言う人の存在感は凄いと思う。昨日母校に来てくれた赤井英和さんは矢張り人気者で生徒はすぐに見つけ、まばゆい顔をして先輩を見詰めたり、拍手やらを贈る。中には拍手を求めたりする、女生徒には「キャー」と声を出す生徒もいた。これらに対して気さくに手を振ったり握手に応じたりして後輩を慈しんでくれていた。又ボクシング部の部員には自分の高校時代の想い出を語って激励してくれていた。これらの光景を見ていて「さすが、俳優さんだな」とつくづく思ったのである。

 
 
 


今テレビの「集団左遷」というドラマの撮影で福山雅治さんや香川照之さんらとの共演で面白いドラマですよと言っていた。彼の役は中小企業の社長役と言っていたな。私に対して「先生、来年で僕も還暦、60ですよ」と言ったにはいささか驚いた。本当に若く見えるし実際若々しいのだ。常時、人の目にさらされる俳優と言う仕事のせいかなと感じた。しかし考えてみれば学校の校長の仕事も常に教職員や生徒の目にさらされており、最近は女生徒から握手を求められる光景も時々ある。もっともっと若くなければならないなと感じた。「おじいちゃん校長やおっさん校長では駄目だ」。

 

私は赤井さんに対してとにかく「性格俳優路線」で行くようにアドバイスした。バラエティ番組は「もう、そこそこに」とまで言ったのだがこれには笑っていた。卒業生の中からプロ野球ヤクルトの大引選手や、又経済界での活躍などは素直に評価致したい。串カツだるまの上山会長は道頓堀商店会の会長に就任した。道頓堀は大阪の顔でもある。頑張って欲しい。私立学校は日本全国どの学校もどのような卒業生を輩出しているかがPRのポイントになっている。私は卒業生への応援を惜しまない。

 


さて今朝の朝会で決まった。「天皇陛下御即位の奉祝祭を本校独自のスタイル」で行う。5月1日午前零時に改元だが政府の行政指導もあって世の中は10連休となるが本校は9連休である。この間の5月1日は本校の開校記念日でもある。無為に過ごすだけでは意味はないと考え5月7日の連休明けは「浪速学院天皇陛下御即位奉祝祭」として全校の教職員と生徒で行う。

 


奉祝の式典はまだ続く。翌8日は最近一躍人気が高まっている奈良大学の万葉集研究の一人者である上野先生の招聘が決まった。高校の全校生徒に「改元と万葉集(仮称)」と言うテーマで1時間30分の講演をして頂く。恐らく素晴らしいご講演になるだろう。

そしてその夜は天王寺区のシェラトン都ホテルで学校法人の役員と全教職員が参加する奉祝の夕べと新教職員を歓迎する歓送迎会を行う。可能なら上野教授にもご参加して頂こうと思っている。