ボールを遠くに飛ばせるのは天性のモノだろう。プロ野球の選手でも厳然とホームランを打つバッターがホームランバッターであり、その数は少ない。今日の硬式野球部の山本選手は春の府大会の第一試合で軽くホームランを2本打って試合を5回12対の0のコールドゲームに導いてくれた。彼は中学の時から堺のホームランバッタ―で知られていたが今日の初戦でその力を存分に見せつけてくれた。素晴らしい。明日朝部屋に呼んで激励すると監督に伝えた。
勿論先発と二番手の投手が完封に抑えたから完勝のコールドゲームになったのだが、全般に試合内容が良かった。纏まった良いチームだと嬉しくなった。先行きが楽しみである。今日の試合はこの本校の「NANIWAふくろうベースボールスタジアム」が初めて公式戦で使われた試合であった。95年の本校の歴史で初めての事であった。実に感慨深い。全面に芝生と人工赤土、夜間照明が装備され、これほどの高校生用の野球場は日本全国でないと先程ここを見に呉れた往年の野球人も絶賛してくれた球場である。