2019年4月3日水曜日

新体制スタート

日が経つにつれて新元号「令和」が心に沁みてくる。世論調査では各紙とも70%以上の国民が好感を有したとあった。何か一夜にして社会が変わったような気がする。日本語の持つ魔力みたいな力強さ、確かに「言霊」と言うべきか。学校はこれから各種の文書や印鑑など新元号を入れて作成しなければならない。理事から「令和」の令の字は令と簡略形とどちらにしましょうかと言うので「当然のこと、令のほ方だ」と言った。本当はどちらでも良いのだが私は令の方を取る。「縦の一本線」が素晴らしい。「ちょん」と跳ねては様にならない。



4月1日に新任した先生方は張り切って研修をしてくれている。今日はマイクロバスで校外の教育施設の見学に出かけた。まず「ふくろうスタジアム」そして多聞尚学館」だ。そこで今勉強中の高校3年生と一緒に食事をして貰う。それから美原キャンパスだ。昨日オープニングセレモニーをした「浪速八咫烏庭球倶楽部」をしっくり見て貰って早く「浪速ファミリーの一員」としても気構えを有して欲しい。私は出発前に先生方を激励した。





多くの学校から新年度の体制に関して挨拶状が届いている。当方も慣例に従って既に出状しているが、このアラウンドでもご挨拶をしておきたい。文書は3月末に出しているので新元号の事は勿論書いていないが開校100年(創立100年)に関して時期を「新元号5年」と書いていたがここでは「令和5年」と書き直している。そう、大正12年5月1日に本校は開校された。くしくも5月1日は御世替りの日である。大正、昭和、平成と生き延びてきた本校は令和の時代も頑張って行かねばならない。その先頭に立つ管理職が以下に記載された素晴らしき人達である







謹啓 春暖の候 皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます
平素は本学院に格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます
さて 本学院は 平成28年5月開催の『新校舎・新学院神社竣功奉祝祭』御斎行をもって 10年に及んだ学校改革第1ステージが幕を閉じ 新時代の幕開けから改革第2ステージは4年目へと踏み出します
平成から御代替わりの節目に際し まさにこれから始まる新しい時代を見据え やがて迎える開校100周年(令和五年)に向けて 建学の精神に基づき 本学院の法人および校務運営体制の強化を図るため このたび4月1
日付をもちまして 学校法人浪速学院の事務統括に宮木嗣弘 事務長に 吉田真樹 また 浪速高等学校・浪速中学校の副校長に 飯田智文 そして 浪速高等学校の教頭に 森川和信 並びに 栗林清和 また 浪速中学校の教頭に西田陽一 並びに 出口晴久 が就任いたしましたので ここにご報告申し上げます
平成31年度管理職体制は下記のとおりでございます
関係者一同 『浪速教育』の更なる伸展のため尽力してまいる所存でございます
つきましては 従来のご厚誼に感謝申し上げますとともに
今後も変わらぬご指導 ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます

謹白