2020年10月9日金曜日

体育大会、ユーチューブを使ったオンライン生中継

残念ながら明日10日の中学校体育大会はこの台風の為に14日に順延したいと先ほど中学校サイドから最終決裁を求めて来た。今年はコロナの影響で保護者をご案内しない無観客大会とした。しかし保護者の方々は我が子の走り回る姿をさぞ見たかったと想像し、本校では初めて「ユーチューブを使ったライブ中継」を執り行うこととした。ここには浪速中学校長、教頭、教員の保護者・生徒への愛情が見て取れる。中学校校長が保護者に出状した文章を見れば分かる。素晴らしいことである。私は両管理職と体育大会の主担当を部屋に呼び、もし14日が駄目になった時の対応などを話し、14日、あるいは再度の順延も視野に入れ、体育大会の成功を期するよう準備を抜かりなく進めるように指示をした。現時点では14日の気温は明日の10日に比べ4度も高いと教頭は述べていた。

昨日、ライブ中継の予行演習を行ったが「便利な世の中」になったものだ。4台のカメラを使い、2台は定点設置で2台が移動し生徒を追う。即座に編集し同時配信でユーチューブに流れる。まさに映画の撮影である。保護者の皆様は学校の誠意を評価し喜んでくださるだろう。しかし誰彼、ご覧いただけるわけではない。保護者の皆様は下記文章のURL/QRコードで簡単にご覧いただける筈であるが問題はそれ以外の人々に対してである。しかしだ。まさに受験シーズンが始まる季節となったのだから、これらの「斬新的なアイデア」を浪速中学校は誇れば良い。単に運動会の動画だし、別に内内に限るものでもなかろう。個人を特定できる筈はないと学院長の立場で私は判断している。そういう観点から私は中学校に言って動画を幅広く受験生などに公開しても良いのではないかと話したのであるが、時間もあるから生徒個人の特定問題などもう少し考えてみたい。


 リモートでスマートホンから子供の活躍する動画が簡単に見られる時代になった。最もそのような学校はまだ多くはないが間違いなく本校は先頭を走っていると思う。良い意味で言って「今回のコロナのもたらした新しい光景」である。リモート、オンラインで学校は変わる。間違いなく変わる!不登校の生徒も病気や怪我で学校に今来られない生徒やお仕事で学校に来られない保護者はリモート、オンラインで繋がる。ここが良い。確かに費用はかかるが、影響や効果を考えれば安いものである。最終的には動画を編集し「ブルーレイ」に焼いて何枚でも思い出のアルバムが出来る。静止画だけのあの重い学校アルバムも何十年後を想定すればすぐ見られるし、決して悪い代物ではないが、軽い一枚のディスクに全てが入っているのも悪くはない。学校も新しい時代に間違いなく移行しつつある。

 

令和2年10月6日

保護者

校長  中村 泰雄

 

体育大会について

 

 仲秋の候、保護者の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は、本校の教育にご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、先日ご連絡させていただきましたが、中学校体育大会を10月10日(土)(雨天の場合は10月14日)に無観客で開催させていただきます。

楽しみにされていた保護者の皆様のために、体育大会の様子をリアルタイムで配信させていただきます。

視聴は以下のURLQRコードにてご覧ください。


順延の場合、ライブ中継は14日に配信させていただきます。

体育大会が、お子様の成長を見守る大切な行事であるにもかかわらず、感染防止を第一に考え、無観客とさせていただきましたこと、親御様の残念なお気持ちを考えますと本当に申し訳なく思っております。新型コロナ感染予防対策のためいろいろとご不便をおかけしますが、よろしくご協力をお願いいたします。