2021年1月21日木曜日

浪速高等学校  入学志願書 受付始まる!

中学入試が終わったと思っても我々には次の大きな仕事が待っている。今日から高校の入学願書受付である。正式には「2021年度浪速高等学校 入学志願書」の受付である。志願書の冒頭には「浪速高等学校長様 貴校第一学年に入学を志願致しますので検定の上、許可くださいますようお願いします」とある。定型文である。一昨年から出願方法として「WEB出願」を導入したが、コロナの影響か?今年は何と85%がウェブ出願となっている。時代の流れだ。これも「ニューノーマル」である。そのうち100%になるだろう。しかし公立中学校の進路指導はWEB出願と言っても受験場所の確認のため「学校に出向くよう」指導されているから受験生は本校に三々五々と2月2日(火)の出願最終日まで足を運び「受験票」を受け取らないといけない。受験生の登校にはピークがあって今年はどうも27日の高校の卒業式前後になると入試広報部は言っていた。 



従って学校には紙志願書、ウェブ志願書に「郵送出願」の三つの方法がある。混乱し間違えないようにしなければならない。過渡期の問題だろう。事前の相談件数等から出願数は大体読める。昨年度に比べて今年は「増えそう」との感触を持っている。中学校が増え、高校も増えたとなると、嬉しい限りである。昨年4月に新体制が発足し、コロナ禍の中で思うような学校行事が出来なく、高校、中学の校長はじめ教職員は辛い思いをしただろうが、受験者と保護者は「ちゃんと浪速を見てくれていた」という事だ。本校で働く教職員の「至誠」と新校舎の武器である「ICT武装されたシティスクール」が評価されたと思っている。真面目に良い仕事をすれば「結果は後から付いてくる」のである。志願書の受付では丁寧に、温かく迎え、専願、併願、科コースの間違いなどあってはならない。この点を高校校長がキックオフで強調して注意していたが、大変結構な事である。人間誰しも間違いはある。しかしその発生間隔と大きさは努力と緊張感で遠ざけ、縮小することが出来る。 


本日も非常事態下と言っても訪問者は後を切らない。今日も出入りの松本楽器店の社長、西尾家具の会長、社長、次いで本校バドミントン部の指導者として大阪バドミントンカレッジの幹部お二人に来て頂いて正式に契約を交わした。指導には定評があるこの先生方をコーチとしてお迎え、10年以内には全国のバドミントン強豪校に育てる積りである。指導者の先生は腰まである長い髪を後ろで結んでおられたのには驚いた。「あれはバドミントンで邪魔にならないのだろうか」と内心思ったが、髪の長さと指導の腕は関係ないから黙っていた。次いで午後には本校のメインバンクであるりそな銀行の支店長が来校され、コロナに拠る市中の金融状況など色々とお話しいただいた。このような外部のお方の話は大いに勉強になる。幾ら不要不急の外出は控えると言っても限界がある。私の部屋の空気清浄機と学校全体の室内換気システム、それに強力な武器であるマスクでコロナは撃退できると踏んでいるから、喜んでお客様はお迎えはしているのである。