2021年4月15日木曜日

偶には学校を離れ、土と触れ合う喜び

4月9日に中学1年生はオリエンテーションで多聞尚学館に行った。その時彼らの専用施設である果樹園・農園に立ち寄り暫しの「土との触れ合い」を楽しみ、野菜や果物が土と水から育つということを学んだ筈だ。元来なら少しの間でも土を耕し、肥料と散水をすることが出来れば最高なのだがコロナの為に残念であった。ところで今年3年目となるイチゴ園の収穫は大豊作で私はこの無農薬のイチゴを中学の教職員を始め多くの人々に配りまくった。その数は5番花の今の時点で6000個をはるかに超える。それも甘くて大変評判が良いのが嬉しい。管理人と共に密蜂の受粉や病気にならないように温度と換気を気を付けてやってきた、その効果だ。

 



自前の果樹園と農園を有しているのは色々な意味で効果がある。本校は神社神道系の学校であり、「五穀豊穣」が願いである。皇居みたいに「稲作の田んぼ」を持てれば良いのだがそうもいかない為、果樹と野菜を作っている。収穫の喜びを生徒や教職員に感じて貰いたいのだ。果物や野菜はスーパーマーケットで出来るのではない。先般は「ホウレンソウ」が良く出来た。これも皆に配った。今は「スナップエンドウ豆」が採れておりもうすぐ、「ごぼう」の収穫の時期を迎える。H管理人から鳥たちが狙って追い払うのに大変だと言うので私は「全体をネットで覆う」ことにした。今工事中であり19日までには完成するだろう。今後ともこの多聞果樹園・農園は大切にしていきたいと思う。コロナ禍であるがこの農園に行くと心が洗われ、落ち着く。人間は時々土と戯れるのがストレス解消には一番良いのかも知れない。生徒とて同じことだ。勉強、勉強ばかりでは可哀想である。




 

4月5日の入学式、8日の始業式以来新入生を迎え重要な行事が続いたが「今日と明日の健康診断」で一応節目となる。今日は高校1年生と中学1年生で何しろ数が907人と多いし、全館使って男子と女子に区分し滞留の無いように「流れるように」進めていかねばならない。高校と中学の2年と3年生は自宅学習日とし明日実施する予定だ。変異型コロナで大阪は大変な状況になってきており、行政指導により、今日から部活動も制限をする。まだ授業は学校で行えるが、先行きリモートもあるかも知れないから準備に抜かりはないように進めている。中学1年生には既にタブレットのクロムブックを手渡しており、現在使い方の指導中だ。高校1年生には今日の午後入荷する、すぐに手渡して扱い方の指導をしなければならない。高校生は大丈夫だが中学生は入力に「ひらがな入力」しか出来ず、戸惑う生徒も居るらしい。「ローマ字入力」を覚えて貰うために少し時間がかかっていると先生が言っていた。小学校ではひらがな入力しか教えていないのかな?でも彼らは直ぐにものにしてしまう。全く問題とは考える必要はない。