2021年4月9日金曜日

中学、高校のテニス部の活躍が凄い!

中学1年生が元気一杯に「多聞オリエンテーション」に出掛けて行った。写真で見ても分かるようにまだ「こども、こども」した感じがとても可愛い。それが直ぐに大きくなる。もう長年、学校にいるとこのことが実感として分かる。中学2年生後半くらいから一挙に成長しそれが高校生になるとまず顔つきから変わってくる。今日は多聞尚学館、多聞果樹園・農園、それに美原の「高天原スポースキャンパス」の見学である。大阪のコロナの急拡大を受け、昼食は多聞のグランドで間隔を空けて食するなど、徹底して対策を考えてくれている。元来なら一泊だが、今回は日帰りとした。「中学生は特別な存在」であり、私は手を振って見送った。



内部生と言われる浪速中学校の生徒は6年間、共にこの学校で生きているので当然、濃密な感情が生徒にも教師にもあるのは当然だ。先に東京大学に現役で合格してくれたのも浪速中学校から浪速高等学校に進学した生徒である。部活動も素晴らしい成績を残してくれている。今朝ほど嬉しい出来事があった。高校テニス部の女子主選手のTさんとHさんが顧問の先生に連れられて部屋に来てくれた。何と「何時も応援してくれている理事長先生にプレゼントがある」と言うのだ。素敵な浪速カラーのTシャツだった。この二人の生徒は浪速中学からの生徒でテニス部が強豪に育ってきたのは彼女たちの頑張りがあったからだ。生徒からプレゼントを受けるのは余り好ましくはないが今回は喜んで受けた。お返しはしなければならない。そのテニス部であるが最近の成績は立派な一言である。




まず中学校テニス部から。月28日()~30日()に香川県総合運動公園テニス場で行われた「第9回全国選抜中学校テニス大会は男子団体戦で優勝」だ。「日本一の浪速中学ですぞ!」戦績は1回戦はシード、2回戦は対山形市立第六中学校に3-0で勝ち、準々決勝は対茗溪学園中学校(茨城県)に2-1で勝ち、準決勝は対名古屋経済大学市邨中学校(愛知県)に2-0で勝ちであった。そして決勝戦は対岡山大学教育学部附属中学校(岡山県)に2-1で勝利である。対戦相手はいずれも全国で名の通った強豪校だから本校の勝利は実力である。残念ながら女子団体戦は全国ベスト8であったが先の展望はある。

 次に「全国私立高校テニス選手権」は中学とは違って、「女子が団体戦で優勝」を勝ち取ってくれた。これも対戦相手が凄い。2回戦は対福徳学院高等学校(大分県)に3-0、準々決勝は対愛知啓成高等学校(愛知県)に2-0、準決勝は対大商学園高等学校(大阪府)に2-1で勝ちを収め、そして決勝は対相生学院高等学校(兵庫県)に2-1で完勝だった。男子は惜しくも主砲が調子悪く団体戦はベスト16に終わった。ただ「個人戦では遂に全国チャンピオンが誕生した。2年生の女子生徒Yさんが優勝」だ。個人日本一が浪速高校に居るのである。Nさんも全国3位の成績を取ってくれており、本校の女生徒は強い。ちなみに高校自治会、中学生徒会の会長さんはいずれも女子生徒である。素晴らしい。私は部屋に招き入れ選手たちを称賛し激励した。顧問のD教頭先生や卓越した指導者の高畑先生に感謝の言葉を申し述べた。高天原スポーツキャンパスに「八咫烏テニスコート」を5面造った効果は既に明らかで、無駄な投資でないことが証明された。この事も私を嬉しくさせるのだ。