宣言が解除されてから1週間経過したが、校内は至って平穏である。新たな生徒や教職員の感染者は居なく、順調に校務が進んでいる。高校も中学も校長先生以下先生方が頑張ってくれている。この様子だと2学期の中間試験も予定通り来週16日から出来そうでこれも嬉しいニュースの一つだ。11月6日出発の修学旅行は予定通り挙行する。高校校長から保護者宛に文書を出状し「参加同意書」を戴く作業が始まった。10月17日からは旅行費用のキャンセル料が発生するので感染や濃厚接触者などになっては旅行に行けなくなる。行き先は海外から国内になったが3年振りの修学旅行である。何としても実行し成功させたいと思う。行先は道東方面、道南方面、宮崎方面、長崎方面、沖縄方面と710人の生徒が北から南にと飛ぶ。私は長崎、五島列島方面に行き、今後の行先の参考にする積りだ。
今朝の大阪日日新聞は紙面半分を使って「新設ゴルフ部に練習場などサポート」の見出しが躍っていた。これは学校法人、大阪信愛学院が来春共学校になり中高にゴルフ部を新設し、これを某民間企業が練習所などをサポートする内容の記事であった。何処の私立学校の経営者も考えるところは似ており、ゴルフを通じた人間教育と謳っており、この点は間違いないが、同時に生徒募集にも大いに食指を動かしての事だろう。確かに数あるスポーツの中でゴルフはレフリーや審判員などがいなくて選手自ら考え、目標に向かって自己を点検し、克服していく精神性の高いスポーツである。体力に自信がなくてもスポーツ未経験の生徒でも始めやすい。最近ではオリンピックの正式種目にもなり日本選手の活躍などで若者のゴルフ熱が沸騰し始めている感じだ。信愛さんの狙いは良い。しかし我々が先行している。