2021年10月8日金曜日

ゴルフ練習場の正式名称をどうするか?

 宣言が解除されてから1週間経過したが、校内は至って平穏である。新たな生徒や教職員の感染者は居なく、順調に校務が進んでいる。高校も中学も校長先生以下先生方が頑張ってくれている。この様子だと2学期の中間試験も予定通り来週16日から出来そうでこれも嬉しいニュースの一つだ。11月6日出発の修学旅行は予定通り挙行する。高校校長から保護者宛に文書を出状し「参加同意書」を戴く作業が始まった。10月17日からは旅行費用のキャンセル料が発生するので感染や濃厚接触者などになっては旅行に行けなくなる。行き先は海外から国内になったが3年振りの修学旅行である。何としても実行し成功させたいと思う。行先は道東方面、道南方面、宮崎方面、長崎方面、沖縄方面と710人の生徒が北から南にと飛ぶ。私は長崎、五島列島方面に行き、今後の行先の参考にする積りだ。 

今朝の大阪日日新聞は紙面半分を使って「新設ゴルフ部に練習場などサポート」の見出しが躍っていた。これは学校法人、大阪信愛学院が来春共学校になり中高にゴルフ部を新設し、これを某民間企業が練習所などをサポートする内容の記事であった。何処の私立学校の経営者も考えるところは似ており、ゴルフを通じた人間教育と謳っており、この点は間違いないが、同時に生徒募集にも大いに食指を動かしての事だろう。確かに数あるスポーツの中でゴルフはレフリーや審判員などがいなくて選手自ら考え、目標に向かって自己を点検し、克服していく精神性の高いスポーツである。体力に自信がなくてもスポーツ未経験の生徒でも始めやすい。最近ではオリンピックの正式種目にもなり日本選手の活躍などで若者のゴルフ熱が沸騰し始めている感じだ。信愛さんの狙いは良い。しかし我々が先行している。



 本校では既に3年前からこの構想を温め、遂に堺市美原区の「高天原スポーツキャンパス」に設置を決めて現在工事が順調に進んでいる。「やる以上は徹底して良いものを作る」という思想の下、久し振りに私は自ら何回も現地に赴いて工事の監修や修正などをしている。5日にもゴルフ部の顧問を連れて現地に赴いた。まず「生徒の安全確保」そして「効果的な練習施設」が大事である。私は最終完成の様相をイメージしながら現地視察をして十分満足した。そして肝心の指導者であるが市内在住で大阪学院大学卒の現役ツアープロとその同僚の2名の指導者とご縁が出来、11月1日には面談の運びとなった。それまでに顧問が工事中の「産土ゴルフ練習場」を見て頂く運びだ。最近では私のアラウンドを読み、ご懇篤にも色々と情報を下さったりするお方も現れ、心強い限りだ。




連携のゴルフコースだがこちらの方も色々と当たっている。大阪信愛さんは兵庫県朝来市の山東カントリークラブと連携するみたいだが本校は極力近場のコースを探索している最中である。堺市の自前の練習場で基礎を学び、実際のコースで「腕試」だ。本校の生徒がゴルフを通して人間を磨き、社会に出て役立つ人間になってくれるように、又一部の生徒から大学や社会で大いに羽ばたく人材が出てくれれば、これ以上嬉しいことはない。さて最大の難関テーマは練習場の名称である。今までは神道の学校らしく「産土(うぶすな)ゴルフ練習場」と仮称してきたが本格的に決めなければならない時期となった。誰も産土をうぶすなと読んでくれない。そして産土の意味が分からないと言うのである。一々説明するのも面倒くさいかなと思案の真っ最中である。