2024年2月17日土曜日

専願合格者が続々と!

 令和6年度の学校行事がほぼ固まりつつある。過日管理職と高校、中学の教務部長から報告を受け、最終方針を認可した。これでほぼ定まった。学校の「教育課程と行事」は学校と言う営為の根幹となる背骨であり、ここが決まれば後の枝葉は柔軟に対応して行けばよい。6年度は2学期から「学校週5日制」が開始され、一コマの授業が「45分授業」となる。1学期は50分授業だから年間授業時間を計算し、単位認定に齟齬があってはならないからまずその点を抑える。随所に工夫が見え、例えば2学期からは生徒家庭学習日も撤廃されている。私立学校故に土曜日には入試広報活動などを入れざるを得ないから変則的にはなるが「教職員の週休変則2日制」も歩きながら知恵を出して成果を上げて行く積りだ。「労働基準法」は絶対に遵守していく。後の課題は高校の体育祭を何処でやるかという命題で会場探しの観点で10月下旬の日にち設定がペンディングである。ドームが無理なら昨年と同ように長居でやるしかない。 


今日2月17日は「専願合格者の制服採寸他の日」であった。この業務はI生徒生活指導部長以下、生指のプロが担当する。制服の管理は「生徒の安全確保と学校の品格を保つ」為に極めて重要であり、生指のプロが採寸状況をウヲッチしている。合格に胸を膨らませ、初めて高校の制服を着るから気持ちの高ぶりもあるだろう。ついつい男子の中にはズボンを「腰パン」にする為ウエストを大きくしないように目を光らせているという具合だ。女生徒の場合、スカート丈の問題である。しかしそれにしても専願合格者の数の多さに今更ながら驚く。その数844人で昨年より200人以上も増えている。昨日も併願から専願への切り替えを望む受験生からの問い合わせが多くあった。 




制服メーカーの(株)トンボさんはきっちりと作業をしてくれる。後は3月19日の公立高校の合否発表によって併願入学者の数が決まる。19日から入学式の4月5日までの約4週間程度で制服を作って貰わないいとならない。恐らく100人程度は併願戻りとして令和6年度入学者数は950人程度まで膨れるかも知れない。本校は併設中学を有しているから入学者の分類は専願生、併願生、内部生と3区分だがこれらは入学式までで一旦入学したらこれらの言葉は意味をなさない。私は専願制服採寸会場を回って雰囲気を楽しむ。満ち足りた幸せの気分に浸ることが出来た。これも「開校100周年の節目の翌年」に極めて多くの生徒が入学してくれるからだ。もしこれが逆だったら、少し落ち込んでいただろう。入試広報部、学校全体で教職員が本当に良く頑張ってくれた。 


クラス数は22クラスで全て立派な教室が用意できる。担任もほぼ固まりつつある。高校1年生の学年主任はS先生、中学1年生のチーフはW先生で令和6年度はスタートする。輝く衛星が遠く宇宙から日の玉を放ちながら、浪速学院に近づきつつある感じだ。本校を選んでくれた生徒たちを私たちは徹底して守らねばならない。恐らく4月以降は全校生徒数は3100人を軽く超えるだろう。大変な事になりつつある。