2025年3月19日水曜日

令和6年度修了式も寒い日だった!

 令和4年は雨、令和5年度は気温が低くて寒い風を強く感じた修了式であったが令和6年度も少しの雨と冷たい風の修了式となった。三寒四温ではなくて四寒三温だ。学院長講話の冒頭、修了式の修めると言う漢字から、読みは「おさめる」で同じだが、納める、収める、治めるとの違いを説明し、今日は3学期の終業式ではなくて「令和6年度の修了式」だと強調した。1年間頑張って、学業を修め、人格を陶冶し、心身ともに成長したことで「この1年を修了した」と学校は認めたと生徒を褒め称え、「良い学校に学んでいる君たちは幸せ者だ」と同時に「良い生徒を持った学校も幸せ者だ」と述べた。

「学院長講話」では様々な事に言及した。まず中学生が昨日新校舎に移ったこと、28日に竣功祭があること、そして西館の中学生が使っていた教室は大改造して高校生用にすること、等々話し、最後に大阪万博の入場券は一人充て3枚(3回分)の入場券を有難いことに三井住友信託銀行様から頂戴したので、現在生徒一人一人に渡すべくシステムの調整中であることなど知らせた。 


そして明後日21日の夕刻には判明するが公立高校のWEB合格発表で本校の併願者が確定し、令和7年度期首の在籍生徒数は約3300人を変える規模の大きな学校になるかも知れないと話した。私は4月からの新年度が来る意味の言葉である「一陽来復」から、寒かった冬が終わり温かい木の芽が芽吹く春が来るように浪速高等学校、浪速中学校はまさに「浪速の勢い」の中にあるが、特に先輩となる君たちの責任は重大だと訴えた。令和7年4月8日の新年度始業式に又皆と元気で会おう話し、「事故、事件に巻き込まれることのない、心豊かな有意義な春休み」を持つように激励して令和6年度の修了式を終えた。 

それにしても私はつくづくと思う。平成25年度の開校100年の節目を境に何か「新しい学校に生まれ変わった気」がする。言いにくいが「全てが順調に回っている感じ」で令和6年度も前年に引き続いて良い年度となったと思う。しかし私は浮かれてはならないと自分に言い聞かせている。「蟻の一穴」という言葉がある。どんなに堅固に築いた堤でも、蟻が掘って開けた小さな穴が原因となって崩落することがある例えだ。一般的に、どんなに巨大な組織でも、些細な不祥事が原因となって、組織全体を揺るがすような深刻・致命的な事態に至る場合があるとの「戒め」である。

 似たような言葉に菜根譚の「得意の時に、便(すなわ)ち失意の悲しみを生ず」というのもある。目標に向かって苦心し、努力している時には、前向きな心が「曲が事」を寄せ付けないが、反対に成功してすべてが上手くいっている時に、既に心の何処かに慢心や油断から、既に失意の悲しみが生じているという教訓だ。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」にならなければならない。午後からの拡大管理職ミーティングにおいて私はこれらの言葉を持ち出し管理職に本年度の頑張りに感謝し「慎重に謙虚に」を合言葉として来年度も頑張って行こうと述べた。その為にも28日の竣功祭の成功とその後の理事会の資料準備など抜かりなく対応するように指示をし今日を終えたのである