2021年11月9日火曜日

11月9日修学旅行四日目「五島列島つばき」

 快晴の中、今日は時間を許す限り五島列島の名所を回った。生徒は4班に別れてバスに乗り、元気良く出掛けて行った。あらゆる所に浪速高校歓迎の印があった。今日は町中、浪速の生徒で持ちきりとなる。彼らは今日も五島列島泊まりとなるが、私は午後の便で一足先長崎に入り、市内を検索する。生徒とは明日、長崎市内の何処かでばったり会うかも知れない。



五島列島は遣隋使の寄港地で知られている。古事記にも記され昔から交通の要所であった。水ノ浦(みずのうら)教会も有名である。この歴史は、江戸時代末期に大村藩領から移住した潜伏キリシタンのうち、5人の男性とその妻子らの移住にはじまりだと言う。福江には18もの教会がありカソリックの信者は五島市全体で30%以上だと運転手さんは説明してくれた。迫害の時代から信者さんは綿々と続いている。


お土産も買わねばならない。私はお買い物大好き人間である。まず五島列島酒造さんで当地しかない五島芋焼酎、それに五島うどんを買った。運転手さんは日本三大うどんの一つだと自慢する。讃岐うどん、稲庭うどんと五島うどん。確かに二回食したがあご出汁スープに五島椿油を使った細うどんは独特の風味がしてとても旨かった。



五島列島は椿の自生した椿の土地である。この関係で椿油が大変有名である。私の宿泊したホテルも五島つばきホテルとあった。あらゆるところにつばき、つばきだ。日本の西の果てにある長崎県五島列島、140余りある島々には、ヤブツバキが太古より自生していると言う。日本が原産となる野生の椿たちは、深い原生林の中、崖の上、海からの潮風をもものともせず。その数は五島列島全体で約1000万本を超える。「椿は強い。そして咲いたら最後に、潔く散って行く。」素晴らしい。私も椿を見習わねばならない!