今日は職員会議の日であったが、これに先立って高校3年生の卒業アルバム全体集合写真が10月28日のドローン撮影では綺麗に撮れず、ピンボケだった為に普通の形で撮り直しとなった。風などが強いとドローンを撮影はまだ難しいらしい。生徒全員が揃うと学年主任が部屋に呼びに来てくれ指定の場所に赴くのだが、生徒から私は人気者?であるらしく、多くの女生徒から歓声が上がり、「理事長、理事長、ここ、ここでーす!・・」と叫んで呼んでくれ、こちらの顔が赤らむほど面はゆい。しかし私はこれも生徒サービスの一環と考え、少しのパーフォーマンスをして生徒達に返すのだ。そのようにして場が緩む。
職員会議では冒頭、大阪私立中学校高等学校連合会の70周年を記念して永年勤続表彰があり、本校では不肖木村とM常務理事、N中学校長、I高校校長、N中学教頭、O数学科教諭、H英語科教諭、T英語科教諭、Y保健体育科合計10名の教員が11月12日付けで表彰された。代表としてO数学科教諭の表彰状を代読して会議の出席者に披露した。文言は「貴方は多年にわたり、私学教育に尽力されその功績まことに顕著でありましたので当連合70周年にあたり表彰します」とあった。
次に私は高校2年生の「修学旅行と浪速国際コースの英語研修」が無事に終わったことに対して全教職員に対して感謝と慰労の言葉を述べた。これらは留守部隊も含めて全員が一協力して初めて成功するものである。そして次に話したことは愛知県の公立中学での悲惨な事件に触れ、本校教員は良く頑張ってくれているが、学校というものは想定を超える事態が起きるものであり、難しいことではあるが教員は生徒の動静・言動に今まで以上に「目を皿のように、耳を研ぎ澄まし、敏感」であって欲しいと述べた。これは指導である。その理由は最近本校でも色々と生徒指導の事案が発生しているからである。
その後昨日のアラウンドに書いているように教員と生徒間の携帯電話でのやりとりついて改めて経緯等を述べ時間をかけて説明した。携帯電話ほど便利なものだが、一歩使い方を間違うと大変なことになるからである。特に生徒とのやり取りは原則禁止だと改めて言明した。最後に働き方改革に関して部活動の外部指導者を積極的に採用しており、こられの専門家が教員の働き方改革の進展に寄与する為には「クラブ顧問の先生方の意識改革が重要」であり、屋上屋を重ねるようでは意味なはいと強調した。公立学校でも今や教員の働き方改革では外部指導者、中でも休日等は外部指導者に任せるまでになってきており、「あれもこれも自分が・・・」では決して教員の労働時間の短縮には繋がらないと諭したのである。
そして次に新しい方策として3学期には定期試験最週日は金曜日に持ってきて翌日の土曜日については生徒は自宅学習日の設定とし、教員は当然出勤で集中採点日とする旨の施策を検討中であると述べた。授業時間数は今でも十分達しているがこの補填は特別講習等で賄うものとする。その事前試行として2学期の期末試験最終日の翌日である12月7日は部活動休止とし採点集中日とする旨の発表をした。そしてこれらの実績や成果を分析し、3学期は本格的に移行すると述べたのである。最後に12月3日には冬季賞与・一時金の支給日であり、例月給与〇か月分と年末手当一律10万円加算等々の話で終えたのである。