懸案だった高校2年生の修学旅行長崎方面班の「取り扱い」について私は今朝結論を出した。最終的に取りまとめた訳ではないが生徒のアンケートの中味も分かって来た。こういうのは早い方が良い。今日は土曜日、明日の休み前に生徒に学校法人と旅行エージェントのHISさんとの連名で保護者宛のお手紙を生徒に持ち帰らすのである。天気には勝てないと言っても生徒や保護者に犠牲を強いるだけでは浪速らしくない。学校の姿勢を明確に示す必要がある。「これにて一件落着」としたい。
生徒・保護者の皆様
学校法人浪速学院
株式会社エイチ・アイ・エス
令和3年度修学旅行長崎コースについてのご報告
紅葉の候、保護者の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は本校の教育活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、この度の修学旅行において天候不良により行程を一部変更しなければならない事態が起こり、生徒の皆さんはもちろんのこと保護者の皆様にもご心配をお掛けすることとなり深くお詫び申し上げます。
今回実施いたしました修学旅行長崎コースの目的は「二つの世界遺産を巡る旅」と位置づけて、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡、そして明治維新、日本の産業革命遺産巡りとして計画し実施いたしました。生徒たちは太宰府・平戸・五島列島では歴史に触れ、ハウステンボス・コンカナ王国などでは友人と同じ時に同じものを感じ語らうことで、学びと楽しみを両立した時間を過ごして頂きました。
また、行程に変更が生じたものの生徒の皆さんはお一人として不満を漏らすことなく毅然とした態度で冷静に対応して頂いたお陰で無事に行事を進めることが出来ました。改めて生徒の皆さんのご対応に感謝いたします。なお、天候不良により変更となった内容については、長崎港と福江港の往復が高速艇運休に伴いフェリーに変更したことと、高速艇からフェリーに変更したことにより時間ロスが発生し、大浦天主堂、グラバー邸等の見学時間を取ることが出来なかった点となります。
つきましては、上記の内容による移動手段変更に伴う費用差額分と時間ロスによる見学地の変更を鑑みて一律〇万円の返金をさせて頂くことといたしました。返金については授業料引き落としの口座に可及的速やかに返金させて頂きますのでご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
今日は浪速中学校令和4年度入試の二回目のプレテストの日であった。昨年並みの受験者を得て中学校教員、入試広報部は張り切ってくれている。本校では10月16日の1回目と合わせてプレテスト、すなわち模擬試験的なものを設定し、合計2回の本番前の腕試しの機会を与えていることになる。どうしても浪速中学校に入学したいと考える生徒は2回とも受ける。その数は極めて大きく、学校にとってみれば2回とも受験する生徒は1月の本番試験の結果にも拠るが、入学試験の可能性が高いと言う風に思い込みやすく、このところ数は増えてきている。又今回の2回目で初めて受験する生徒も多く、これは1回目を他校で受けて2回目に本校を選択してくれている層であるが、浪速人気が徐々に膨れてきていることが分かる。浪速中学は浪速高校の付属中学ではなくて学校法人の設置した併設校と位置付けるのが正しい。浪速中学の関係者は大いなる誇りを持って欲しい。