2021年11月15日月曜日

制服って悪くない!

 「制服ってかっこよい」と思う。先週の金曜日、自衛隊の大阪地区幹部が本校生徒の防衛大学校合格を記念して来校された。この時の制服が実に気持ちよくかっこ良かった。素直な感想だからこれについてあれこれ言われても困る。ところで本校の教職員には定まった制服は無い。又これからも制服を作るつもりはない。生徒に関してはまだまだ制服を継続する。一部の学校では「自由服」と称して好きにさせているが教育の現場だからという主張だけで継続しているわけではない。生徒を守るという気持ち、集団の中の個と言う存在への気付き、ご家庭の経済的事情、特に身なりに敏感な女生徒への配慮等々複雑に入り組んでおり、未だ私は制服制度を継続している。制服って悪くはない。最近話題の女生徒のスカート是非論争から始まったわけではないが本校では既に女生徒のズボンは制服として認められている。確かに「多様性」を声高に言う理屈も分かるがまさに多様な生徒のいる学校である。社会全体の意見が一つになれば学校の制服も消滅していくかも知れないが、まだまだ時間がかかるだろう。

 




今日は3限目に「公開授業」があった。中学生に数学を教えている女性の先生である。タイミングから今日の公開となったが、すでに10月1日のアラウンドで書いたように期中で「専任教諭」に採用している先生である。中高大学と私立一本で「新卒」で本校に来てくれた先生で、今日は中学2年生に「三角形と四角形」についてICTを駆使しての授業であった。「学習指導案」も中々上手く設計されており、進め方も良かった。このクラスの担任をしており「和気満堂」の雰囲気で、将来を大きく期待できる人材である。

 




朝ゴルフ部の外部指導者でまだ私がお会いしていなかった人が来校された。先にこのアラウンドでも紹介した青山プロの友人でレッスンを主体に活動されているお人だ。ゴルフに強い興国高校ゴルフ部のキャプテンをされていた人だから人物には問題は無いと思うが本校の指導者として今後生徒から先生と呼ばれる人だけに私は一度はお目にかかっておかねばならない。果たして中々の人物に見えた。今回の二人はともにハンサムで、今日お会いした人はモデルさんでもあるらしい。私は教育の為のクラブ活動であり単に上手い、技術だけの指導ではなくて人間教育をお願いしますと申し上げた。その辺の「おっさんゴルファー」を指導するのと訳が違う事を分かって頂きたいと思う。産土ゴルフ練習場の一期工事の完成も間近であり、これで二人の指導者が出来、私は安堵している。今後3年間、特別強化クラブとして支援して参る所存だ。

 



午後は産業医(学校医)のドクターのご出席を得て安全衛生保健委員会があった。「働き方改革」の方も順調で本日支給した11月分給与では時間外労働時間もまさに管理されている状態下にあり、私は安心している。令和3年4月1日に宣言して私は大きく舵を切った。「額に汗の働き蜂」「仕事人間」「滅私奉公」「身を粉にして」「公私の境目もなく」働くスタイルは、最早「古臭く」「うざく」「人間としての成長に限界」等々言葉にとげを刺しながら、働き方改革を掲げてやってきたがまだまだ不十分である。働き方改革とは今の仕事の成果を更に上げるためであり「スマートに、クールに」に仕事をする学校の教職員を創生するのだ。残り半年、さらにスピードを上げて新しいことに取り組んでいく。まず3学期は「定期考査期間最後の日に採点日」を取る実験をする。又学年別では高校3年教員グループには来年度以降は年間変形労働制の可能性を検討してみたい。