2021年11月6日土曜日

太宰府天満宮からライブ配信

 今日は11月6日土曜日である。私は長崎班の生徒と合流して8:41分の新幹線に乗り11:09分博多駅に到着。そのまま「太宰府天満宮」に向かった。今日は浪速高校2年生の修学旅行である。本校の誇りであったニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマ、ベルリン、ストックホルム等の海外はコロナで行けなかったが、2年振りに国内とはいえ、送り出すことが出来たことが喜びだ。約600人の生徒、付き添い教員30人が北海道東部方面、北海道南部方面、静岡方面、九州長崎方面、九州宮崎方面、それに沖縄方面に分かれて出発したのである。私は付き添いではないが長崎方面に合流して初めての国内修学旅行の状況を探る為である。



生憎今日は学校では「第二回目の高校入試説明会」があり、高校校長はそちらの出番があり学校である。私自身はこの学校説明会は今年になるまで一回も欠かしたことはない。校長にとって重要な仕事であるからだが去年4月に校長職を退任してからは随分と気が楽になった?と言えば良いのだがやはり気にかかる部分はある。年寄の心配症であるが私の15年の経験を直接新校長に伝えてきた。もう大丈夫だ。お陰様で去年も多くの受験者に来て貰い、今年もその勢いは強く今日の2回目の説明会もWEB申し込みという新しい形であったが想定を超えた申込者で嬉しい限りである。学校は留守部隊に任せ久し振りのトラベルであり、気持ちが華やぐ。定刻通り太宰府天満宮に着いた。




入試広報部は何としても理事長・学院長が参加している、この長崎班修学旅行の状況を「生々しく」入試説明会の間に「ズームによるライブ配信したい」と言ってきたので良しとしたが、短時間で終わらせる事が大切だ。付き合き添い教員と生徒が画面一杯に笑顔で受験生にエールを送る。そのライブ配信が先ほど終わったところである。果たして遠く何百キロも離れた大阪住吉区の学校まで上手く電波が飛んで配信されたであろうか。


 学問の神様である「菅原道真公」をご祭神とする全国の天満宮、天神社を代表する道真公終焉の地である太宰府天満宮にて生徒全員が昇殿参拝が許されたことは神社神道の学校に学ぶ生徒にも大変思い出に残る瞬間であった筈だ。

太宰府を後にして陶磁器のメッカとも云うべき有田焼の郷にて生徒たちは絵付け体験だ。その後ハウステンボスに入った。変化があって実に面白い。生徒も大変に盛り上がっており、喜んでくれていたと思う。良い企画だと思う。

今回の目的は「二つの世界遺産を巡る旅」となる。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡、そして明治維新、日本の産業革命遺産巡りであろうか。製鉄造船石炭産業などである。行先はまず長崎、平戸、軍艦島、五島列島方面である。旅行の楽しみはホテルであり、本校は昔から豪華なホテルにしている。今日のホテルはハウスンテンボスホテル内の豪華なヨーロッパ形式のホテルだ。五島列島の福江島も有名なホテルである。今回の楽しみは特に軍艦島だ。まだ行ったことが無いので生徒には余り関心は無いかも知れないが、私には大変に興味がある。ぐんかんじま、なんとなく響きが不気味ではないか。