やはり私にとって最も落ち着く場所は学校の執務室である。修学旅行から帰って来た高校2年生と付き添い教員は今日は振替休日で休みだが就業規則の制約を受けない私は通常通り出勤である。朝から常務理事や校長から出張中の様子について報告を受けた。全く何も起こらず平穏な校内であったという。これは重要な事で「トップが不在中」は何事も問題が起きないようにするのが留守部隊の役目である。次に入試広報部教頭と部長が留守中に行った浪速高校令和4年度入試の学校説明会の報告に部屋に入って来た。来なければ私が呼んだが云わずして来てくれた。テーマは太宰府天満宮からの「ライブ配信」の保護者アンケートの結果を聞くためである。トップが今学校に戻り何に関心があるかを想定して動くのも組織の管理者の重要な「センス」である。このセンスが無いような人間では限界がある。
次は11月27日(土)が個別相談会、12月4日(土)第3回説明会、12月11日(土)第4回説明会と続く。特に12月6日以降は24日のクリスマスイブまで平日にも個別相談会を入れており、とにかく「門戸を広げて」受験生を待っているのだ。特に今回の2回目の説明会は修学旅行で30人もの教員が不足していたが各持ち場持ち場の教員が頑張ってくれたとあった。又高校自治会や有志の生徒が補助員として応援してくれたことが受験生、保護者に在校生の雰囲気を伝えることになり高い評価をいただいている。本校生徒の品の良さや挨拶、礼節に感動したと書いておられる。広い会場より教室での個別ライブオンライン説明会が評価されているのは昨年からの事であるが、これが今後「ニューノーマル」となるのかも知れない。今回も高く評価して頂いている。「ICTの学校」として先駆的に取り組んできた成果を今私は実感している。