広島県廿日市市にある「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」は宮島にある神社である。今日の修学旅行初日の最終目的地である。
格式は高く式内社で安芸国一宮、旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社となっている。全国に約500社ある厳島神社の総本社であり、平成8(1996)年12月にユネスコの世界文化遺産に「厳島神社」として登録された。この神社は「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の1つに数えられており、平家からの信仰で有名で、「平清盛」により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられた。残念ながら有名な大鳥居は大改修であったが、全ての建物は素晴らしい神社建築である。
社殿は現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されている。そのほか、平家の納めた「平家納経」を始めとした国宝・重要文化財の工芸品も多数ある。今NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源平盛衰が放映されているがその時代から極めて有名なお宮である。
とにかく来年の令和5年4月30日には創立100周年の一大行事が待っている。この日私は内外に高らかに「新中学校棟」の校舎を地上6階建てで建設する宣言をする積りだ。その為にも101年目となる令和5年度浪速中学校の新入学生は目標数値に届いて欲しい。創立100年目の入学者数が対前年割れでは「格好が悪い」ではないか。その為に入試広報部の体制強化を既に図り、又空手道部、吹奏楽部、テニス部、体操部は特別強化クラブとして優秀な小学校6年生の確保するために顧問の先生方に「檄を飛ばしている」ところである。学校と言う社会は極めて保守的であり、岩盤は固い。しかし100年の歴史を飾る浪速中学校をもう一度ここで浮力を高める努力をすることが重要である。我々は「浪速の教育力」に自信を持っているだけに、やれば必ず実現すると信じ、今日も厳島の大神様にお願いしたところである。私も先頭に立ってまだまだ頑張らねばならない。