2025年10月31日金曜日

11月6日、学校手作りの焼き立てパンを初めて外販します!

 高市新内閣では農林水産大臣が小泉氏から鈴木氏に代わった。この鈴木さんは農林水産省出身の若手エリート官僚であったが、面白いのは「米価施策」が大きく変遷しそうなことである。農水省出身で若さゆえに勇み足もあっただろうが微妙に発言内容が変わってきており、私は一国の大臣と言えども、個人の考え方がこれほどに変わるとは思わず遂笑ってしまった。日本のお米の値段はまだまだ変動するだろうし、本当に下がるのか?コメ農家の生産量の問題ではなく流通の問題ではないのか?話が飛んでしまったが今日のアラウンドは今私が力を入れている天空レストランの「焼き立てパン・ブル」ベーカリーの話題だ。 


日本の主食はお米であるが世界ではパンを主食にしている国の方が多い。調べてみるとの堂々の1位はイメージが無かったがトルコだと言う。私は未だこの国に行ったことはないがトルコのパンの美味しさにビックリするレベルらしい。食事でもおやつでも、とにかくパンをたくさん食べる国柄で消費量が多すぎて過去にギネス記録にもなっているほどのパン大国がトルコだ。2位が何と南米のチリ、フランスは3位だと言う。次いでロシア、イタリアと続くそうだ。アメリアも日本も全くの圏外だ。しかし我が国では今後米価の問題もあったり若者のお米離れが進み、今後パンの需要が増えると言う。確かに街や町では混雑している「パン屋さん」が良く目に入るようになった。 

学校法人浪速学院の子会社である「(株)浪速教育振興(NEP)」は91日、中央館6階の天空レストランを改装し、フードコート化を図った。メインは「焼き立てパン・ブル」の大改装で(株)山崎製パンさんとタッグを組んでオープニングセール」をした。今でも生徒が殺到してくれた光景を思い出す。あれ以来浪速祭での3000個の販売実績等々練達したパン職人さんのお力もあって生徒向けの生産と販売が安定してきた。 


そこでNEPの担当者は常日頃お世話になっている地元地域の皆さまを対象にした「外販」に踏み切りたいとの希望に対して100%株主の学校法人は法令手続きをクリアし、外販を「了」とした。その日は「116日、11時北辰門に臨時の外販販売所を設ける」と言う。目玉は「食パンと総菜パン数種」で外販向けの新種で、数に限りがあるから先着順である。特に食パンは「神恩食パン」と「おかげ食パン」で神社神道の学校として学院神社の大神様のご神恩を受けたパンで、値段も手頃にして、お求め易くし、あくまで利益追求ではなくて近隣の皆様へのご厚誼へのお礼気持ちが先にある。どうか「11月6日本校北辰門」にたなびく「旗」を目印にお越し頂きたいと思う。今後月度2回程度の外販日を設けるとのことだ。


2025年10月30日木曜日

公開授業と奉仕料授与

 今日は3限目に「公開授業」があった。私が楽しみにしているものの一つである。凡そ学校とは本来というか、本質的に「教師が教室で授業」をして、それを受ける生徒に知識や考え方を教え定着させる場所である。これ以上もこれ以下でもない。ここが揺らぐと最早そこは学校ではなくなり、単なる生徒の居場所と化してしまう。それ位授業とは大切なものである。「校」とはずばり学校、まなびやそのものであるが、写本の文字の誤りを較べ正す、校正することの意味があるし、その他「あぜ」と読ませる。校倉という言葉は 切り口が三角形の長材を縦横に交差させて積みあげる意味であり、何か生徒に教えることを意味していると考えると「校と言う字」は興味深い。


 今日は本校に入職して3年目の数学の男性のF先生の授業であった。数学という学問では日本でもトップレベルの大阪公立大学、同院卒の先生で今日は「微分積分」の基本的な考え方をじっくりと生徒に教授していた。過日解いて貰った大学の入試問題はほぼ満点に近いスコアで数学に関する限り力量は相当なものである。そう、高校の数学の先生と言うより、大学の教養学部で数学を教える准教授みたいな感じを私は受けた。板書とICTを駆使し、声量や練習問題に取り組む姿勢とか、生徒に丁寧で親切な教え振りなど大変良かったと思う。授業の後は私の部屋で「講評」があるのだが、勿論及第点であったが、私は私事を含めて様々な視点で質問をさせて頂き、思う処を述べた。「初心忘れず」で今の理性的な味を残しながらより幅の広い先生になって頂くようなポテンシャルをお持ちだと強く感じた。 


午後からは雅楽部と神楽部の「奉仕料授与式」があった。これはアルバイトではなくて神社神道の学校として例祭などで学院神社の大神様へ「奉納」するためのグループである。確かにクラブ活動の扱いにしているが本質は奉仕であり、従ってこの両部は校長先生の管理下にあるクラブと言うより学校法人管轄の奉仕団と言える。部員数も多くなり、何時も現役の宮司である本校役員の方々は「素晴らしい、うらやましい」と言って下さる。最近では名前が知れわたってきており近隣のお宮さんから奉納演奏のお声がかかるようになった。私はこの両部は本校のみで抱え込むのではなくて広く府内の神社にて活動の幅を広げて欲しいと思っている。


2025年10月29日水曜日

第3回浪速高校「体育祭」

 今日は肌寒い朝となったが、時間共に気温も少し上がり、絶好の秋晴れとなった。衣替えして3回目となる「浪速高校体育祭」が行われた。衣替えとは、1昨年の開校100周年目に名実ともにネーミングと中身も少し変えて「第1回(浪速高校)体育祭」としたからだ。従来は何十年も続いてきた「陸上競技大会(記録会)」であったが、これを改編して今日的な「お祭り的要素」を加味した体育祭に改称したものである。理由は入試広報部より「体育祭の無い学校」は「?」という問いかけがあり、確かに記録重視の陸上競技大会をこの辺で変えるのもありかなと思い、変えたのだが、お祭りらしい設えが出来る会場探しに苦労した。結局、数年も探しに探したが、本校の生徒の数の多さや、交通機関、他校の長期契約とかで適当な場所が無く、ワンランクグレードを上げて同じ長居の「ヤンマースタジアム長居」を借りて行い、今年も同じである。使用の制約もあるが仕方がない。 


長居スタジアムは決して悪くは無いのだがフィールドに入ることが出来ない。トラックのみの使用が許可されている。あの世界陸上が行われた競技場で、セレッソ大阪のホームグランドであるが、何しろ収容人数は5万人を数える大きな競技場だからそこに本校の高校生約3000人に加えて保護者や教員を入れても「がら空き」な感じであったが、大きなオーロラビジョンが2台もあったりして、本校の放送部がビデオ撮影した映像がそこに映し出され、IT化された「伸び伸びした体育祭」となった。「お祭り的要素」を出すためにムカデ競争、玉入れ、大縄跳びや応援合戦等が新たに入れた企画である。これから4回、5回と続いて行くうちにプログラムの内容も変えれば良いし、本校らしさも出てきて、洗練された良い物になっていくだろう。

 チーム分けについては担当教員の相談に応じて私が本校の校訓である「浄明正直」から浄グループ以下直グループまで4グループにしたらどうかと水を向けたがその通りになっている。これは中学校の体育大会が「太陽」「海」「大地」の3グループに分かれていることを参考にしたのである。1年生から3年生まで学年を超えて分かれた「団編成」で、生徒は自グループの揃いのTシャツを身に纏ったまとまりのあるお祭り的競技会となった。揃いのユニフォームはチームを纏める。制服やユニフォームが如何に大事かがこのことからも良く分かる。各チームの団長4人の中で初めて女生徒団長が誕生した。高市総理に似ていたと思ったから、それを言ったら大変喜んでいた。 


競技最初の種目、100走予選で号砲を鳴らした私は最後の種目「浪速No.1決定戦(浪速で最速)」で優勝した男子、女生徒それぞれに「理事長特別賞」として「焼き立てパン券10個分」を自らサプライズで手渡した。私は仕事が無いより有った方が断然ハッピーなタイプだから、今後とも生徒の為に頑張って行くが、肉体の躍動する「若い生徒の走り」を見ると感嘆と自らを嘆息するばかりの歳になった。若いって事は素晴らしい。






2025年10月28日火曜日

女性教職員、女生徒、ガラスの天井を打ち破れ!

 トランプ大統領が昨夕来日され、皇居に今上陛下を表敬訪問され陛下より「ご引見」を受けた。(正確な言葉かな?)大国の「元首」同士の6年振りのご邂逅であったが、大統領は皇居を後にされる時に「偉大なお方だ。立派なお方だ。」と言う意味合いの「グレイトマン」を2回も口にされた。ハチャメチャな突飛なイメージ先行であるが大統領はしっかりと弁えておられる紳士であることが立派だった。それにしても高市総理はここ何代かの男性総理以上に「佇まい」が美しく堂々としており、「ご立派でした。誇らしい!」以上の言葉が見つからない。余程勉強し準備されたのだと思う。女性は柔軟で努力家で辛抱強く、仕事をされる。私は久しぶりに良い総理大臣を得たと確信した。 

考えてみれば、女性の我が国でのポジションを考えてみても、「皇祖神(こうそしん)」は天皇の祖とされる神であるが、「天照大御神」を指し、記紀によれば太陽を神格化した神であり、「女性の神様」である。又「元始、女性は太陽であった」の言葉で有名な言葉は、女性解放運動家の平塚らいてうが文芸誌「青鞜」の創刊号の序文で述べた言葉である。この言葉は、女性が自らの力で生き、輝いていた時代を指し、現在の女性が他者に依存している状況を批判していると言う。そう、太古の昔から女性は輝いていたのである。 

さて、「元始、女性は実に太陽であった」はあくまでもその表題と書きだしで、実はその後にも、まだ文章が続いている。それが「今、女性は月である」だ。他に依って生き、他の光によって輝く、病人のような青白い顔の月だと書く。「ガラスの天井」とは、資質・実績があっても女性やマイノリティを一定の職位以上には昇進させようとしない組織内の障壁を指す言葉で、女性やマイノリティが実績を積んで昇進の階段をのぼってゆくと、ある段階で昇進が停まってしまい先へ進めなくなる現象のことで、鉄でなくて ガラスであるのは「目では見えない障壁に阻まれている」ことからの表現である。 


当初は企業・政府機関で働く女性に対して用いられていたが、現在は男女を問わずマイノリティの地位向上を妨げる慣行に対しても象徴的に用いられており、また企業だけでなく学術・スポーツの分野、政治の世界で指導的立場につく女性が少ないことにも、しばしばこの表現が用いられている。高市総理は我が国の憲政史上最初の女性総理大臣となりガラスの天井を打ち破った。「本校で働く女性教職員よ!「本校で学ぶ女生徒よ!」、志を立て、覚悟を決め、努力し、努力し、今からの社会で目に見えないガラスの天井を打ち破り、輝ける存在になって欲しい。本格的に日本にも女性の時代が来たように感じてならない。

2025年10月27日月曜日

女性教職員が輝く職場へと!

 25日の土曜日に開催された「高校の第1回入試説明会の詳細報告」を入試広報部のK教頭とS入試広報部長から受けた。既に概略は電話報告で知ってはいたが、やはり「フェースtoフェース」で資料を観ながら目と耳で頭に入れるのは違う。人数などはほぼ昨年と同レベルであったが、中身が少し違っていた。専願希望比率が増えて、文理S1とⅡ類が増えていた。Ⅲ類は微減であった。これは入学してくる生徒の状況が変わり始めたと私は受け止めた。又女生徒が大きく増えている。即ち全体数は昨年並みでありながら、中身が変わり始めた。まさしく学校改革20年にして歴史的分水嶺に来たのかも知れない。12月末までの残り3回の結果データを凝視し、本校のとるべき傾向と対策に誤謬がないようにしたい。 

詳細を目で追っていると保護者アンケートで「校長先生の語る学校の魅力を聞いて、受験したいとのモチベーションが高まりました!」とあったのは大変に良かった。最初から最後まで学校は校長で決まる。又私が特に注目したのは入試広報部の2名の女性職員が受付に6台のクロムブックとスプレッドシートを用意し極めて流れよく受付けが進み、一人として待つなどの光景は無かったと言う。私は二人を呼んで賛辞を述べた。ICTを標榜している本校の一端を垣間見た感じで、このように新しいツールを常に進化させていくことは素晴らしい事だ。インスタ担当でもあり学校の評価を高めるために今後とも進歩させて欲しいと激励した。 

このような女性の活躍する時代が遂に本校にも近づいてきた感じがする。アセアンの国際会議に初めて出席した高市総理は諸外国の男性リーダーの中で「自分の言葉ではっきりと意見を述べていた」。特に総理の素晴らしい点は常に「笑顔」であることだ。洋服のセンスも良い。テレビを見ていて実に拍手喝采の気分になった。今日米国のトランプ大統領が来日する。決して総理は臆することなく世界のど真ん中で輝く日本を目指して我々を引っ張って行ってくれるだろう。しょうもない事で男どもは脚を引っ張るのではない。 


私は本校も女性が活躍する職場にと留意して、高めて参りたいと思う。本校で女性が駄目な職場は基本的にない。入試広報部長が女性であっても決しておかしくない。事務長が女性であっても決しておかしくはない。校長先生が女性であっても決しておかしくないし、これは今や公立では普通の光景になりつつある。逆に女性陣にも申し上げたい。自己開発を進め、覚悟を決めて組織を束ねるリーダーを目指して欲しい。天空レストランフードコートのレストラン部門も焼き立てパンコーナーも管理者は女性の方が良い。ガラスの天井を打ち壊すのはまず自分の気概からではないか。頑張って欲しいと思う。

2025年10月23日木曜日

浪速高校も改革20年で歴史的分水嶺に?

 今日は中高の「卒業アルバムの集合写真」の撮影があった。その後「職員会議」に移った。並んでいるときに私は高市内閣の最初の集合写真の事を思い出した。あちらは大臣ばかりの写真だがこちらは全教職員である。「学校の経営は一国を経営するのと同じ」だと良く言われているように本校で働いている教職員は一人一人が持ち場で全力で事に当たる経営者だと私は本気で思っている。特に私立学校は誰も助けてはくれない。全員が働いてこそ利益が出る。働かない人を養うほどの余裕は本校にはありません。 


高市政権発足で連立を組んだ維新の会との合意文書には高校授業料無償化が明確に記載された。少し気になっていたがこれで私は安心した。日本全国何処に行っても、自分の進路先に公立と私立の障壁は無くなり、自分にあった高校を選択できるが、私立高校を最優先に考える「私立専願」の学校として浪速高校は伸びてきており、その勢いは未だ強い。それだけに今後、公立の入学試験制度が大きく変わるとされているが、受験生の皆さんは受験勉強を頑張り「浪速一直線、専願受検」で来て欲しいと思う。 

今日の職員会議でも私は諸物価値上がりで高市内閣は初閣議で「緊急経済対策」を打ち出した。全く同感である。授業料が無償化されたと言っても私立高校にかかる諸経費を少しでも削減し保護者にお応えするのが私立である。私は来年度の高校3年生の京都での夏季受験合宿先を市内の有名な旅館から「学校保有の多聞尚学館」で行うように検討せよと指示をした。団体のお祭り旅行気分とは言わないが大学合格実績も期待したほどではない。自前の施設が有るのだから、此処を遣えば経費のみで済み、保護者の負担は驚愕するくらい軽減される。 

今週末の土曜日25日は遂に「第1回目の高校入試説明会」の日となっている。11月8日、12月6日、13日と合計4回続く。過去の経験から大体この4回の参加者の数とその時の「個別相談件数」で来年4月のかなりの高い確率で入学者数が読めてくる。その昔は特に1回目の数に我々が注目していた。その理由は人間だれでも好きな対象には「いの一番」に行くものだと思うからだが、昨年は3回目の12月6日に最も多くの受験生が正門を潜ってくれた。そして最終結果の入学者数は未踏の1152人を超えた25クラスとなったのである。 

高校は出来れば25クラスを最上限とするために合否判定基準も少し見直している。いずれにしても本校は「物理的に受け入れ不可能」の状況になってきている。希望する受験生を受け入れるのが私立高校のミッションであるが、ない袖は振れないし、クラス当たりの生徒数も限界はある。人気と言うのは上に限りがないため、他校からすれば、嬉しい悲鳴と言われるかも知れないが、当事者には切ない話だ。遂に浪速高校は「改革20年で歴史的分水嶺」に至ったのか。

 

 


2025年10月22日水曜日

高市内閣スタート、決断と前進の内閣と所信表明

 当然と言えば当然だが今朝の各紙のトップ記事は「高市内閣」発足の記事であった。殆どが初の女性首相、自維連立、経済対策策定を指示、などが見出しにあったが、朝日新聞だけは「強い保守色」を付け加えていた。前政権の評価など私には「おこがましく」て書けないが、読売は「苦難の386日」とあった。確かに苦難であったろうが、私には悲惨としか見えなかった。ご本人も言っておられるが「自分らしさ」を失い、全く自分の姿勢と異なる方向に動かされ、日本と言う国を変えるべく選ばれた自分自身の国民への責務を自民党内、他党との妥協の中で取り忘れた総理ではなかったかと思う。だから悲惨と言う言葉を選んだ。 



新しい内閣では前任者の轍を踏まないで欲しいと強く思う。私は高市内閣と言うより「高市総理個人に私は大きく期待」している。昨日以来身体の調子が良いくらい血流が躍っている感じだ。今後、必ずしも順風満帆に進むとはご本人も露ほども思っておられないと思うが「自分を変えず、ただただ匍匐前進」でこの国を前に進めて欲しい。組閣人事を観ると良く考えておられることが伝わってきた。ご本人は「穏健保守」と最近口に出しておられるが、もうそのような事はどうでも良い事です。保守だろうがリベラルだろうが一国のトップであるからには「変幻自在」に、まずこの国と国民を護って欲しい。女性総理は余り意識される必要はない。世界では既にイタリアのメローニ首相など27か国で女性トップだ。日本だけが「ガラスの天井」と言われている位の後進国であった。 

今朝の新聞でも女性総理に期待しないと某政党の女性党首やフェミニストを名乗る女性社会学者などが嘯いているが、女性の敵は女性か?まずは「お手並み拝見」でも良いから歓迎のコメント位出したらどうだ!閣内にわずか2名の女性閣僚を批判している向きもあったが、能力や経験のない人を大臣にして貰って困るのは国民だ。私は男女の数の違いなど関係ないと思う。又若くて、未熟な深い思策に不足している女性が「女性の為になる政策を」と訴えていたが、選挙権を持っている人の中には様々な人がいる国だけにこれから先の道は「茨の道」だと思う。まず国民は、一国の総理に対して自分と対峙する人間と思うよりか、「共に国を良くする組織のリーダー」と考えた方が良い。まずは批判や論評の対象とは見ないで、内閣の遣ることを良く観て考えることが重要だと思う。1億人の日本人を全て満足させるような万能の薬はない。 

今日は昼休憩の時間に先のインターハイと全国中学校空手道施選手権大会で共に優勝した浪速高校と浪速中学の選手20人に理事長の名前の入った「道着をプレゼント」する儀式とはがあった。もう15年も続いているものである。最近では女子空手道部(準優勝)も強くなってきており、そのうちに男女とも同時優勝の機会が来るかも知れない。学校は一般社会に比べて一歩も二歩も前進しており男とか女とかの区分はない。完全に男女は同権であり完全に責任も同じである。男子が女子を蔑視などしないし女子も男子を特別視はしていない。このことは単に部活動だけの話しではなくて学校全体に言えることである。だから浪速学院は生徒数3350人を数える人気の学校となった。背景には女生徒の際立った伸長があった。



2025年10月21日火曜日

「竹田恒泰」先生、ご来校

 物の本から借りて、簡略に書けば「竹田恒泰」氏は19751024日生まれの日本の作家、政治評論家、実業家である。旧皇族竹田宮家のご出身で、明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる人物として良く知られているが、今でもテレビなどマスコミの寵児として博識であり、深い論理的な筋道と明瞭な言語を駆使され、常に評判を得ている「やはり日本の快男児みたいな男性だな!」と初対面で直ぐに感じた。昨日大阪での所用を済まされ、わざわざ15時過ぎに本校までお越し頂いた。一方今回の仲立ちをして頂いた「涼恵」さんはブラジル生まれ、神戸の小野八幡神社の現役の神職で今やメジャーの歌手でもある。本校とは長いご厚誼を頂いており、今回、彼女の仲立ちで竹田先生が本校を訪問して下さった。私は竹田氏の思想信条に近いものを有しており、このご縁を頂いた。心より大歓迎をしたのは当然である。 

竹田先生は旧皇族の竹田家(旧竹田宮家)のご出身であり、竹田宮恒久王と昌子内親王の曾孫であり、男系では北朝第3代崇光天皇の20世、竹田宮恒徳王3世、北白川宮能久親王4世で在らせられるが、女系では明治天皇の玄孫で、今上天皇(徳仁)の三従兄弟にあたる。しかし皇籍離脱して一般国民となった人物の孫であるので、皇族であった経歴はない。東京都港区にて出生され、日本オリンピック委員会(通称JOC)元会長の竹田恆和氏のご子息である。松濤幼稚園、慶應義塾幼稚舎、慶應義塾普通部、慶應義塾高校を経て、慶應義塾大学法学部法律学科で環境学を専攻し卒業した「生粋の慶応ボーイ」である。 

涼恵さんの姓は「新渡戸」と言い、旧札の5000円の画像で有名な新渡戸稲造先生の遠縁にあたる。幼い頃から神社で育った彼女は、自然の語らいに耳を澄まし、言霊を唄うと評され、作詞作曲を手掛けるオリジナル楽曲は洋楽器に琴、竜笛、神楽鈴を取り入れた独特の世界観を創造し、神職の唄い手として絶大な支持を受け、国内のみならず国外でも活動の幅を広げている。平成27年キングレコードより代表作「豊葦原の瑞穂の国」は私も大好きな歌曲でオムニバスアルバム「よく知らずに聴いてた・歌ってた神社の歌」に選曲され全国発売されている。 

今日は一般の学校視察であり、私は100周年記念「夢の軌跡」のDVD上映ととにかく「観て頂く」を第一にして隅々まで校内のご視察を頂いた。ご講評は恐れ入るくらいの「激賞」のお言葉としてお褒めを頂いた。特に今回私がお見せしたかったのが本校が40周年時に当時の神宮斎主様であった北白川房子内親王(明治天皇の第7今日皇女)から頂いた直筆の和歌であり、この北白川家は竹田氏と縁戚に繋がっている。先生は「高祖母の妹」と即座に言われた。 






竹田先生はやはり「凜として」、とにかく姿勢が良いし、お顔も柔和で最後まで崩れる事はなかった。学院神社の前で参拝される「拝の姿勢」も完璧であった。皇室に繋がる家系と言う訳ではなかろうが、全般に「人間の品格」が滲み出ていたと思う。良い先生と関係が出来、次は生徒にSaturday  Something  Special (S)で何かお話して貰うかなとも思い始めた。




2025年10月18日土曜日

第18回浪速中学校体育大会

 今日は第18回目となる浪速中学校体育大会の日。その昔、私は着任して直ぐに「中学校に体育大会が無いのは信じられない!」と強く叫んだことを覚えている。あれから18年も経ったのかと思えば実に感慨深い。それまでは高校行事の陸上競技大会に言わば、紛れていたものを正式に独立した体育大会として中学校の学校行事に入れたのである。中学生徒数も少なく手間暇を考えて省略したのであろう。しかし中学生の出番は少なく、隅で遊んでいたような光景が目に入った事を今でも覚えている。それで「有無を言わさず」挙行した。その時の教員の対応は見事で私自身「えぇ!」と言う感じであり、安心した思いが今でも残っている。大体、保健体育科の教員は学校行事に極めて協力的であったことが幸いしたのだと思った。 


昨年は途中から雨のため、プログラムを変更しながら昼食抜きで通して行い、13時過ぎには全てのプログラムが終了するようにしたが、今朝も開会式の後、「パラパラ」と時々きたがお天気は何とか最後まで持った。朝のうち、少し風が肌寒い感じの体育大会となりこれはこれで良かったと思う。炎天下は熱中症が心配だから。こうして開校102周年目の体育大会は多くの保護者の参加を得て盛大に挙行された。良い体育大会であった。演目最後の男子団体空手道の演武は緊張感もあって本当に感動した。14時には閉会式となった。

 




本校の体育大会はユーチューブでオンライン実況中継され各ご家庭の祖父母など今日会場に来られていないご家族にも配信されている。私は本部席と自室を行ったり来たりで生徒の活躍を楽しく観覧した。時間通りに進み、閉会式ではサプライズで理事長特別賞として、優勝チームには焼き立てパン券を13個、準優勝チームには12個、3位のチームには11個プレゼントするのが恒例で生徒たちからは大歓声が沸き起った。合計900個近くになるが安いものだ。頑張った生徒にはタイミングを外さず、こう言う事をすることで学校全体の雰囲気が良くなると信じている。