今日は3限目に「公開授業」があった。私が楽しみにしているものの一つである。凡そ学校とは本来というか、本質的に「教師が教室で授業」をして、それを受ける生徒に知識や考え方を教え定着させる場所である。これ以上もこれ以下でもない。ここが揺らぐと最早そこは学校ではなくなり、単なる生徒の居場所と化してしまう。それ位授業とは大切なものである。「校」とはずばり学校、まなびやそのものであるが、写本の文字の誤りを較べ正す、校正することの意味があるし、その他「あぜ」と読ませる。校倉という言葉は 切り口が三角形の長材を縦横に交差させて積みあげる意味であり、何か生徒に教えることを意味していると考えると「校と言う字」は興味深い。
午後からは雅楽部と神楽部の「奉仕料授与式」があった。これはアルバイトではなくて神社神道の学校として例祭などで学院神社の大神様へ「奉納」するためのグループである。確かにクラブ活動の扱いにしているが本質は奉仕であり、従ってこの両部は校長先生の管理下にあるクラブと言うより学校法人管轄の奉仕団と言える。部員数も多くなり、何時も現役の宮司である本校役員の方々は「素晴らしい、うらやましい」と言って下さる。最近では名前が知れわたってきており近隣のお宮さんから奉納演奏のお声がかかるようになった。私はこの両部は本校のみで抱え込むのではなくて広く府内の神社にて活動の幅を広げて欲しいと思っている。