当然と言えば当然だが今朝の各紙のトップ記事は「高市内閣」発足の記事であった。殆どが初の女性首相、自維連立、経済対策策定を指示、などが見出しにあったが、朝日新聞だけは「強い保守色」を付け加えていた。前政権の評価など私には「おこがましく」て書けないが、読売は「苦難の386日」とあった。確かに苦難であったろうが、私には悲惨としか見えなかった。ご本人も言っておられるが「自分らしさ」を失い、全く自分の姿勢と異なる方向に動かされ、日本と言う国を変えるべく選ばれた自分自身の国民への責務を自民党内、他党との妥協の中で取り忘れた総理ではなかったかと思う。だから悲惨と言う言葉を選んだ。
新しい内閣では前任者の轍を踏まないで欲しいと強く思う。私は高市内閣と言うより「高市総理個人に私は大きく期待」している。昨日以来身体の調子が良いくらい血流が躍っている感じだ。今後、必ずしも順風満帆に進むとはご本人も露ほども思っておられないと思うが「自分を変えず、ただただ匍匐前進」でこの国を前に進めて欲しい。組閣人事を観ると良く考えておられることが伝わってきた。ご本人は「穏健保守」と最近口に出しておられるが、もうそのような事はどうでも良い事です。保守だろうがリベラルだろうが一国のトップであるからには「変幻自在」に、まずこの国と国民を護って欲しい。女性総理は余り意識される必要はない。世界では既にイタリアのメローニ首相など27か国で女性トップだ。日本だけが「ガラスの天井」と言われている位の後進国であった。
今朝の新聞でも女性総理に期待しないと某政党の女性党首やフェミニストを名乗る女性社会学者などが嘯いているが、女性の敵は女性か?まずは「お手並み拝見」でも良いから歓迎のコメント位出したらどうだ!閣内にわずか2名の女性閣僚を批判している向きもあったが、能力や経験のない人を大臣にして貰って困るのは国民だ。私は男女の数の違いなど関係ないと思う。又若くて、未熟な深い思策に不足している女性が「女性の為になる政策を」と訴えていたが、選挙権を持っている人の中には様々な人がいる国だけにこれから先の道は「茨の道」だと思う。まず国民は、一国の総理に対して自分と対峙する人間と思うよりか、「共に国を良くする組織のリーダー」と考えた方が良い。まずは批判や論評の対象とは見ないで、内閣の遣ることを良く観て考えることが重要だと思う。1億人の日本人を全て満足させるような万能の薬はない。
今日は昼休憩の時間に先のインターハイと全国中学校空手道施選手権大会で共に優勝した浪速高校と浪速中学の選手20人に理事長の名前の入った「道着をプレゼント」する儀式とはがあった。もう15年も続いているものである。最近では女子空手道部(準優勝)も強くなってきており、そのうちに男女とも同時優勝の機会が来るかも知れない。学校は一般社会に比べて一歩も二歩も前進しており男とか女とかの区分はない。完全に男女は同権であり完全に責任も同じである。男子が女子を蔑視などしないし女子も男子を特別視はしていない。このことは単に部活動だけの話しではなくて学校全体に言えることである。だから浪速学院は生徒数3350人を数える人気の学校となった。背景には女生徒の際立った伸長があった。

