昨日の3尺長胴大太鼓の入荷で「30日の開校100周年記念行事の準備」がほぼ整った感じだ。22日には100周年記念「祈願の碑」の設置も完了した。そして最大の眼目であった「映像と音響で100年を語る・・・夢の軌跡」のビデオも遂に完成した。素晴らしいものになった。これはこのアラウンドではまだ紹介出来ない。
持ち場、持ち場で頑張ってくれた管理職以下教職員に感謝している。私が「完全主義者?」だから仕える部下(?)は大変だと容易に想像できるが、私に言わせれば特段難しい事を言っているのではなく、極々普通の常識を指導しているだけだ。それが理事長学院長の仕事だからである。その昔、斯界で良く言われた「社会の常識は教員の非常識、教員の常識は社会の非常識」と言われてはいけない。公式な学校行事で保護者や内外のお客様をお迎えする時の服装はそれなりの「身だしなみ」があるのが常識である。その昔私は有力な私学の理事長から、「昔の浪速の教員の服装ったら???」と言われたことがあるが、それは既に遠い昔、昔の話である。
今朝、私宛にメールがあった。「4月22日の保護者による授業参観」にお越し頂いたお方からであるが、その中に教職員の服装について以下のようなお褒めの言葉があった。私は嬉しくてならない。「見ている人はちゃんと見ておられる」のである。既に本校の教職員は30日の奉祝祭における服装は私がとやかく言わなくとも分かっている。お客様をお迎えする心は「おもてなし」であり、当然中身も時間管理も食事も服装も全てが含まれたものが“おもてなし”である。組織の一員になるということは例外なく皆がベクトルを合わせて対応することが重要であり、誰一人「自分流」などがあってはならない。それは自分流ではなくて「自堕落な勝手気まま」ということだ。本校ではそれは許されない。
学校法人 浪速学院 浪速高等学校・中学校
理事長・学院長 木村 智彦 様
いつも大変お世話になっております。
私は、中学校1年〇組○○ 〇の父親である〇〇〇〇と申します。4月22日(土)、あの場でお声がけをしてしまい、大変失礼いたしました。
改めて、お会いできたことを光栄に思っております。そして、お忙しい中私の話に耳を傾けていただいたことに心から感謝申し上げます。
私たちの家族は実家も近く、昔から浪速学院に関心を持ち、4月より娘が日々吹奏楽部で大変お世話になっております。入学してからの娘の充実した生活について、私たちは大変感謝しています。
参観日において、全教職員の方々がスーツでお出迎えいただき、また、気持ちの良い対応をしていただいたことにも思わず喜びがこみ上げてきました。
私自身が、大学の野球部でコーチをしていた時に浪速高校からの選手たちが入部してくれたことがありました。その選手たちの人間性の高さに感銘を受けておりました。その時から、浪速学院が人間性を大切にする教育を提供していることを知り、娘をこの学校に入れることを決めました。今でも、その決断に自信を持っています。
入学式の当日も高校野球部の一年生が通学途上にごみを拾っているのを見かけ、その学生に声を掛けると、元気な挨拶が返ってきました。胸と目頭が熱くなりました。
このような素晴らしい教育を提供していただいていることに心から感謝しております。今後とも、浪速学院がますます発展し、多くの生徒たちが学びや成長を遂げることを心から願っております。
最後になりますが、私たち家族も、浪速学院の「浄く、明るく、正しく、直く」という校訓に共感し、応援しております。これからも、どうかよろしくお願いいたします。