大正12年(1923)、4月30日に沢ノ町の仮校舎で204人の生徒で入学式を行った旧制浪速中学校の開校から100年の今年4月5日、本日は令和5年度の入学式がありました。入学者の数は浪速高校で900人、浪速中学校で148人と何れも新記録の数となり、広い体育館は生徒で一杯となりました。保護者の方々各ご家庭お一人様とさせていただき、各教室でオンラインの中継となりました。ご出席いただけなかった各ご家庭やご親戚の為に「ユーチューブ」での中継も取り入れた入学式となりました。
まず飯田高校校長先生と西田中学校長先生が壇上から入学を許可する旨の宣言がなされ、その後中高の生徒代表が「宣誓」をしました。そして理事長・学院長先生が会場一杯良く通るお声で「式辞」を述べられました。校内にはまだ桜の花が樹々に残る中、温かいお気持ちの籠った式辞であり、同時に緊張感あふれる生徒にも保護者にも「語りかける」ような抑揚ある声調の式辞でした。先生方もお顔一杯に喜びと責任感が満ち溢れていました。(K)