2020年5月13日水曜日

90人の部員を擁する吹奏楽部





本日は、分散登校による3年生の初登校日でした。この為、吹奏楽部を代表して3年生へホルンとチューバの授与式が行われました。部員総数は90人となり、大きなクラブになってきています。授与式の後、理事長・学院長先生は「今は全員が揃わないが、コロナが終息したら、この楽器を使って、皆で仲良く頑張ってください。素晴らしい演奏を期待しています。」と笑顔で激励されました。
部員は新品のホルンとチューバを先生から受け取ると大変喜んでいました。これで、チューバは5台目、ホルンは8台目となりました。ちなみにチューバの値段は定価で240万円、ホルンの値段は定価で60万円にもなるそうです。(K)


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9月入学が進むか?

昨日の新聞が報じるところであるが、日本教育学会の広田学会長がコメントを発している。「教育制度の実態を余り知らない方がメリットだけ注目して議論している。財政的にも制度的にも大きな問題を生む。」と9月入学に警鐘をならした。文中、教育制度の実態を知らない方と言うところが面白い。教育のプロ専門家が教育問題の素人に対して「少し黙っていて!」と言っているのである。ここ最近、毎日といって良いほど9月入学が新聞紙上をにぎわせており、今朝の日経では一面に「9月入学、知事の6割が賛成」と報じていた。この方々が広田会長の言う実態を知らない方なのだろう?確かにこの方々のご意見は「ノリみたいな感覚」で言われているような気もするが、恐らく側近の教育委員会関係者が「知事!そう、簡単な話ではありませんよ」とお耳に入れたことは間違いないだろう。今はコロナ対策が首長の主たる仕事で9月入学まで頭を回転させるのはしんどいかも知れない。

9月入学の壁を乗り越えるには相当の障害をブレークスルーしなければならない。確かに乗り越える課題は多く、尋常に進むわけは無いが、どうも今回は個人的感覚で言えば実現するかも知れないと感じている。これも又今朝の新聞が報じているが政府・与党がワーキンギチームを作って検討に入ったという。政府や知事がここまで関心をもって動き出せば、重量車と言えども動くだろう。勿論今年の9月は無理だが、2021年度から「ひょっと」したら進むかも知れない。「確率50:50」と踏んだ。この感覚から私は月曜日の11日の校務運営委員会で3人の有力な分掌長を指名し「来年度9月入学式のシミュレーション」をするように具体的な検討に入った。まず校内考査や学校行事がどのような感じになるのか「イメージを掴む」必要がある。しかし考えれば考えるほどハードルは高い。





問題は浪速中学1年生となる現在の小学校6年生は21年3月に小学校を卒業し、中学入学式の9月までどうするの?12か月間小学校6年生で9月までは中学1年生待機組など聞いたことはない。又現浪速高校3年生は来年3月に高校を卒業し、勿論大学は9月入学にして貰わないといけないが、8月までの5か月間はどうなるの?高校で17か月間預かるの?しからば授業料は頂かないと困る。国や府が出してくれるの?今全国には4900の高校がありそのうち27%が私立高校、全国には大学が786校ありそのうち77%が私立大学である。もし大学4月入学を9月入学にしたら、この5か月間で失う私立大学側の授業料だけで1兆円という試算もある。早稲田や慶応など有力私学の中には前期・後期制から「4学期制(クオーター制)という話も出てきている。「あれやこれや」で順調に進むとは思わないが、この際思い切って「小・中・高・大まで学校を根本的に変革する」には9月入学もあり得ると私は賛意を示す。これは旧国鉄の民営化どころの話ではない。間違いなく日本は変わる。それも大きく変わる。幼稚園も保育所も変わる。企業も採用方式が変わる。夏休み、冬休みの概念も大きく変わる。日本人の働き方改革にもつながる話だ。






今日は高校3年生655人、中学3年生97人の登校日であった。懐かしい顔ぶれである。女生徒と話したが「理事長、2か月ぶりでーす!」と言って大変喜んでくれていた。男子生徒は早くクラブ活動をしたいと訴えてくるものもいた。今朝は中央館2階の「検温場所」に行ったがまだ自宅で体温測定をしていない生徒も居て、3台のデジタル検温器で教員が測るのだが、熱が37度以上を出ていれば保護者に連絡して「そのまま自宅に帰らせる」ことにしている。私も測ってくれたが何回やっても36,5度であったから帰らなくても良かった。9時45分からは始業式の神前奉告を行い生徒はその後分散教室に入っていった。特に高校3年生だから次回は進路指導部長から大学受験のことについて相当詳しく話をすることになっている。






2020年5月12日火曜日

憤懣やる方なし!

今日は「高校2年生と中学2年生の登校日」であった。高校で720名、中学で107人だから昨日よりは多い。これらの生徒達は既に本校での経験が長いから慣れたものでお互い「顔見知り」だから昨日の新入生に比べてリラックスしていた。学院神社に参拝して今日の行事がスタートした。今日の大きな作業は高校生に対する「グーグルのアカウントとID配布」及び「クロムブックの説明」である。高校2年生にとって全クラス初めの話であり、丁寧に説明してやらないといけない。生徒にとっても大きな投資なのだから、これをしっかりとするのが教員の仕事である。私は世の中のいまだ主力であるマイクロソフトWindows、アップルのiPadから「グーグルのクロムブック」に大きな舵を切った。私には大きな責任がある。


「憤懣」と言う言葉があるが、これはいきどおりもだえること、腹が立っていらいらすること等の表現であり、「憤懣やり方なし」という具合に使う。実は昨日以来一部の教員にこの憤懣が募って仕方がない。もう年なのだから「怒るのも控えて」と思っており、数日間は「気の鎮まる期間」を持つようにしているが「放置したら組織の為にはならない!」と考え、昨日具体的な行動に移した。「まあ、ええよ、仕方がない。今度から気を付けてね」と笑って済ます訳にはいかないのだ。4月13日から末までの間、約2週間強、本校で初めて導入した「在宅勤務期間」の事であるが、この間一部の教員がトップの指示に対してどのように過ごしたのか疑義があって動いたのである。


何回も何回も何十回となく職員会議の席で、又このブログで私はICT教育の導入を明言し在宅勤務期間中に「グーグル教育認定者レベル1」のトレーニングを受けるように指示を出した。これを受けて、見事に13あるユニットを受講しほぼ40%の教員が資格を有した。ところがだ!何と14人の教員はゼロか1ユニットだけである。全く理解できない所業であり昨日は見事に収めた教員には些少であるが褒賞の品物を用意し顕彰した。駄目なグループには厳しく一人一人その理由を問いただした。2ユニットとか3とかあるが、これらはやろうとする意志があるがゼロや1の教員にはその意思がないと私は判断した。あれこれ弁解していたが受け入れがたく今朝ほど「詳細な在宅勤務の履歴」を出すようにし教頭を通じて指示をした。トップの指示に対するこの所業は許されないと知るべしである。

教員はこのコロナ禍の中で1円も給料は下がらず、目の前の生徒もおらず、一般のサラリーマンのように売り上げのノルマなどもなくいわば「甘い職業」だと誤解を招かない為にも「自己啓発」「自己開発」は教員の宿命的な自主的研修であろう。教員には学校のクロムブックを貸し出した。その配慮として私は「在宅勤務」を導入したが、今、最も課題としているオンライン授業や学校でのICT教育の実践の為にグーグルの教育トレーニングほど重要なものはない。6月からは高校も全学年でグーグルのクロムブックを導入し展開していく最中にこの在宅勤務期間中のトレーニングは「親心」による配慮だった。
10時から15時まで在宅勤務期間中は自分の部屋に閉じこもって頑張って貰わないと駄目だろう。給料を貰いながら在宅を静養の時間やスーパーに野菜を買いに行ったり、ホームセンターに古くなったまな板を買いに勤務時間中に若し行ったとしたらそれは困る。大体管理職からして考えが甘いからこの事態を招いた。時間的余裕を与えれば人間は先延ばしするのは生徒を見て知っているだろう。中高生徒全員にクロムブックを持たせるために6000万円を投じて6月には揃うのに8月までに取れば良いなどのミスリードは組織を崩壊させる。ちゃんと取得した40%の優れた教員に申し訳ない。このままでは私は引退出来ない。このような事が続けばこの学校はすぐに駄目になってしまうだろう。



2020年5月11日月曜日

万歳!高1、中1、新入生が初登校

ピカピカの新品の靴に制服が「パシッ」と決まって高校1年生と中学1年生が登校して来た。中学生は革靴ではなくて「ズック靴」だからすぐ分かる。最も足元を見なくても顔を見れば幼さが残っており中学生だとすぐ判別出来る。ようやく新入学生が本校の制服に身を纏っている姿を見ることが出来た。中高合わせて780人ほどの集団が長い列で正門を目指しながら歩いてくる生徒を見るとほっと一安心である。「学校は生徒が居て何ぼ?の世界」であり、生徒のいない学校は単なる大きな建物でしかないことが今回、痛いほど良く分かった。生徒はまず教室に入り、参拝の仕方などを簡単に教え、その後神社神道の学校として学院神社に正式に「初登校の神前奉告」を済ませた。






神社前広場には中学生のみ間隔をあけて並ばせ、高校は数も多いから各教室からの「遥拝」形式とした。高校と中学の校長は初めて見る入学生で入学式の式辞もなかったので簡単な校長挨拶と言うか講話を行った。中学校長は時計台広場において肉声で、高校校長はマイクを使った校長メッセージの伝達である。その後初めて担任となる先生との実顔の顔合わせとなった。実顔とはおかしな話だが実際にそうだからこういう言葉も許されるだろう。この中学1年生は初めて4クラス体制で137人だから、その数を眺めてみると結構大きい集団であることが分かった。これまた私を嬉しくさせる。何事も大きいことは良いことだ!






中学はその後ホームルームで回収物の確認、配布物の説明、「ミマモルメ」の説明があった。これは生徒が正門の出入り時に自動感知して保護者の携帯に連絡が自動的に入るという優れもので生徒の安全を期するために数年前から既にやっている。その後「オンライン授業」の説明をして12時前には終わる。高校は生徒には厳しいものがあって全員に「服装検査と頭髪検査」など生徒指導部長からの話などがあり、残った一部の生徒の個人写真撮影があった。特にTとAグループの生徒にはクロムブックの為の「グーグルアカウント設定」の説明がある。これが案外手間取った。詳細な分刻みの時程が定まっており、彼らにとって初めての学校生活のスタートの為にまず一段ずつ階段を上ってもらう手筈を確実に進めた一日であった。すべてが終わって私は中高の学年主任から詳細な報告を受けたが特段問題もなく安心したのである。






オンライン授業と言えば本日登校してきていない中2と中3、高2と高3の生徒には本格的に今日からオンラインで各自宅で中学は6コマ、高校も6コマの授業が進行中である。ただ高校の「クラッシー」は全然駄目だという。確かに全国120万人という数が一斉にアクセスすると繋がり難いのだ。私は高校の残った全てのクラスにもクロムブックを用意し、アプリも「G suite」に切り替える。しかしすごい時代になってきた。学校でオンラインの授業が始まるなどついぞ、数か月前には全く無かった話だが今や日本全国公立も含めて、どこもかしこもオンライン、オンラインである。幸い本校は「中学では教育の進化と深化」のために先駆けてやってきたし、高校でもいち早く手を付けて来たから「あたふた」とする必要は無かったのでこれだけは胸を張れる。

中高の教頭が近隣の有力な私学のオンライン授業について状況をヒヤリングした結果が私の手元にあるが、これによっても「本学院の先進性が証明され」私を嬉しくさせる。大阪府の吉村知事と松井市長は府内小中の全員に一人一台パソコンを支給し、公立高校は6月までにオンライン授業をすると言明されたが、大阪の子どもたちのために頑張って頂きたい。しかし我々の経験ではインフラなど相当のハードルがあり、「一朝一夕」に立ち上がるとは思えないがITに関しては相当底力のある公立だから現場の先生方が頑張って吉村知事のご期待に添う活躍をするのではないか。日本の学校は今回のコロナの影響で一挙にICT教育へと進化する。問題はその中身と生徒への公平性となる。まさしく教員の腕の見せ所となった。本校の先生方、コロナもであるがこのICT教育との戦いに負けてはならない。覚悟して進めよ!


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2020年5月9日土曜日

コロナとの戦いに身を纏えよ!

確か小学生か中学時代の理科の授業で「コロナ」という意味を習った。そう、あの輝く太陽最外層で、皆既日食の時、太陽のまわりに真珠色の淡い冠状の光として見えるものだ。外観がこの「太陽の光冠」に似ていることから、まず最初の言葉にコロナを持ってきたという。一方「ウイルス」という言葉は生命の最小単位である細胞やその生体膜である細胞膜で、古代ギリシアのヒポクラテスは「病気を引き起こす毒」という意味でこの言葉を用いている。ウイルスは「毒液」または「粘液」を意味するラテン語 virus に由来して命名されていると本にはあった。「美しい響きのするコロナ」という言葉に「気色の悪いウイルス」を引っ付けて最初にコロナウイルスと表現した人は素晴らしい言葉センスのある人だ!

今朝の産経は11面「解読」コラムに、「文明が招いたコロナの世紀」「ウイルスと人類 果てなき戦い」の見出しで「為になる記事」があった。私はなめるように文章を追っていった。中国武漢の食材?「こうもり」から発生した新型コロナウイルスは瞬く間にパンデミック(世界的大流行)となり全世界を恐怖に陥れ、いまだに終息、収束する気配を見せていない。学者の中には都市封鎖や外出自粛が解除されれば第2波が押し寄せる可能性があると言うし、人類のかなりの割合が感染して「集団免疫」を獲得しないと終息しないという見方も現実味を帯びてきている。怖い話である。

ありふれた風邪の原因でしかなかったコロナウイルスは21世紀に入って、まず2002年の「SARS」、2012年の「MERS」、そして今回の「新型」である。2012年の時は1週間後に控えた海外修学旅行を取り合やめることになった。今回も結論は出していないが11月の海外修学旅行は中止せざるを得ないと思う。厳しいのはこの新型はどんどん変質、変容して行くというし、野生の哺乳類には32万種類の未知のウイルスが潜んでいると言われている。そう、コロナとの戦に終わりは無いと認識すべき時が今であり、今後ともコロナウイルスと人間社会は「共存」していると知らねばならないのであろうか?今はこの新型を終息させるために一刻も早く「治療薬」と「ワクチン」の開発を願うばかりである。検査薬は罹患した後の話だ。とにかく今は「コロナとの戦いに身を纏うしかない」のだ。手洗い、うがい、マスクは真夏でも欠かせないのか?

「新型コロナ後」の学校は「どのような形であるべきか?日常のスタイルは?」と深く考えてはいるが、当然のことながら難しい。答えは未だない。しかし私は学校という舞台で生徒への感染者が出ないようにする為、「今、出来ることをしっかりとやる」だけである。来週月曜日から「分散登校」が始まり、初めて新入学生である高校1年生と中学1年生が登校して来る。彼らにとって初めて制服に身を包んだ正門からの登校である。つい最近、中学生には音楽の授業で使う「ギター」を40台揃えた。これで管楽器のリコーダーと弦楽器が揃った。このような中学は恐らくないだろう。高校生には美原のスポーツキャンパスの完成を急がせている。あの広大さには驚くばかりであるが、かかる事は理事長の私の力で出来るが、新型との戦いには全く無力を感じている。早く通常の学校の形を取り戻したい。




2020年5月8日金曜日

ICT教育の推進「木村ドクトリン」

「ドクトリン (doctrine) 」という言葉がある。私の好きな言葉である。ドクトリンは、政治、外交、軍事などにおける「基本原則」をいうが、元々の意味は「教理」、「教え」であり、原義は「前提とするもの」である。現在の日本の政治では、「公約」を使用して基本原則を明らかにすることが多いので、用語「ドクトリン」はほとんど用いられなくなっている。実は昨日高校、中学の教頭と新設した分掌のICT教育推進部長を呼んで未だ本校には「ICT教育推進ドクトリン」が出来ていないのでぼつぼつ用意するように些か強く指導した。これは私の着任以来の13年間のテーマであり、新校舎は「ICT武装したシティ・スクール」を標榜してきたのだから理事長・学院長主導の「木村ドクトリン」と読んで貰っても構わない。
今はコロナとの戦いであり、「コロナ後」を考えても社会や学校現場は大きく変容していくという視点からICT推進ドクトリンは絶対に必要で、これを全員が共有しなければ「この戦には勝てない」と私は強調した。今朝になって彼らはうち揃って部屋にきて原案を私に示した。時間をかけて議論し、最終的にまとめたのであるが、手前みそではあるが、具体的で中々立派な「作戦タイムテーブル」が出来たと思う。このドクトリンを受けて早速高校1年生と2年生の保護者宛にレターを作成し、送付する手筈を整えた。「ICTツール」を揃えなければ何事も始まらないからだ。


「常日頃のお付き合い」は大切だということを今回もまた痛感した。何と品不足になっている「グーグル製のクロームブック、1145台」もの膨大な数を本校に特別価格で6月中には届けると浪速中学校導入以来、お付き合いある会社から連絡が入ったのである。「浪速中学校は日本でもトップレベルのGIGAスクール」となっているが、高校もこれで仲間入り出来る。この嬉しさは又格別である。従って今日の私は殊更機嫌が良いのである。ようやくテレビや新聞でも「学校教育の遅れ」「オンライン授業」などの言葉が出るようになってきただけに一歩でも先に立つ。

東京も大阪も首長が先頭に立って「小中に一人一台のパソコン手配」と昨日も発表があったように、ようやく公立が動き始めてきた。それだけに私立学校の本校が遅れるわけにはいかない。ところがだ!いくら機器に素晴らしいものが揃ってもそれを使いこなす教員の腕が問題となるようでは仕方がない。今朝のミーティングでまた私は強く指導したのは「教員のICT教育資格取得の進捗」であった。まず在宅勤務中の「安全なオンライン利用心得コース」の受講修了者は4月中に全員であったが本命の「グーグル教育認定者レベル1」のトレーニング修了者は管理職を除く専任教諭のうち40%に留まっているのに少し落胆し強く不満を表明した。

これはかなりかなり「ハードな内容」だと思うが、「今、教員がやらねばならない仕事」であり、これから始まる「オンライン授業の本格化」と切り離せないテーマである。管理職の訴えを受け入れ、8月末までに全ての専任教諭がトレーニングを終えるように指示した。そして「正式の認定をグーグルより取得した教員には研修費として一人月額数千円を付与する」と私は決めたのである。「インセンティブ」である。すべては生徒の為である。その為に学校の先生という職業は存在し、給料を貰って生活基盤が揺るがないのだ。大阪ミナミで働けと言っているのではない。本校で「スピード感をもって仕事」をして欲しいのである。これからは「資格の時代」であり、資格を有する者は強い。

2020年5月7日木曜日

中・高ともにGIGAスクールの実現を急ぐ!

ご即位されて2年目、この「コロナ禍」でさぞ今上陛下に於かせられては「宸襟を悩まされておられる」ことだろうと思う。早く「安んじていただきたい」と思うばかりである。「宸襟(しんきん)」とは天子の心のことを言い我が国では「おおみこころ」とも表現する。天皇、皇后陛下に於かせられては宮中に於いて日夜、日本国民と世界の安全と安寧を祈られておられるものと存じあげておりますが、今回の事で私はつくづくと「時代と人生とは変転極まりない」ものであると痛感した。昨年の今日は全校生徒が揃い一斉参拝を行い、夜には全教職員参加の元「令和の時代の始まり」を奉祝し、新しい教職員の歓迎会を華々しくしたというに1年経って今日は「この在り様」を見るとまさに無常を感じる。



4月以降「3密回避」の為に一切の行事などを取りやめ、ただひたすら「巣ごもり状態」であったが、今日以降は徐々に形を変えて「復元」していく必要があると考えその準備に入った。朝、高校と中学の校長と共に全教職員を神社前広場に整列して貰い、学院神社の大神様に祈願し、私は「理事長・学院長講和」で今後の事について話した。今大切なことはトップが「向かうところを明らかにし、一同団結して事に当たる」ことである。その指導力が問われている。マスコミやいわゆるコメンテーターと称する人々はそれが仕事かも知れないが「ごちゃごちゃ」批判ばかりしている感じだが、いい加減にして欲しい。




「コロナ鬱」という言葉があるらしいが、困っている人びとばかり登場させ、「これでもか、これでもか」と言わんばかりに「コロナ禍」を報道し、給料に影響のない人々が生活困窮者のことを喧伝しすぎるとまさに国民すべてが「鬱になって」しまい、格差を広げるだけだ。安倍総理や大阪府の吉村知事は素晴らしい良い仕事をしている。特に吉村知事は分かり易いし、今回「出口戦略・・大阪モデル」を出されたが、これなどは卓越したリーダーの手腕である。誰も経験したことのない事態だから、今こそリーダーの元、国民が一致団結して事に当たれば、浮き沈みはあるにせよ、必ず終息する。我が国も建国以来2670年、そのようにして今がある。

学校は5月31日まで「臨時休業」を延長する。ただし来週11日以降は「学年単位で週2回の登校日」を設ける。具体的には11日は高校1年生、中学1年生、12日は高校2年生、中学2年生、13日は高校3年生、中学3年生という具合であり順繰りで週に2回は登校だ。収容する教室は一クラス当たり20人程度として2教室に分散させ3密の回避を図る。入口のドアは開放し、窓も開放だ。学校の滞在時間は最大で3時間までとし、登校は授業ではなく、生徒の健康状態や家庭での学習課題の提示、状況の確認にとどめ、とにかく心のケアなど丁寧に対応すべきと話した。

学習指導については今日から試験的に実践し、11日からは本格的に「オンライン授業」を始める。高校、中学ともに6限だから朝の8時50分から昼の15時20分までだから時間的には通常の学校の時間割となる。今の私の頭には早く「GIGAスクールの実現」を図ることである。なるべく早く実現させたい。その為には現在の通信容量1ギガを10ギガまでに拡大を図り、余裕を持たせる。又タブレットとしてクロムブックを高校の全校生徒に有して貰うべく既に手配をかけた。コロナ後を考えれば早急に遠隔、クラス全員同時配信、オンライン学習体制の確立は不可欠になってきた。学校全体を「ICT教育実践の塊」とするのだ。遂に学校の先生はこれが実践できないようだと私立でも公立でも教壇には立てないだろう。コロナは学校の先生も追い込んでいるのである。