殆どの国民が知っているバドミントン(英: badminton)は、ネットを隔て二つに分けられたコートの両側にプレーヤーが位置し、羽毛みたいなものが付いているシャトルと呼ばれるものをラケットを使って打ち合い、得点を競うスポーツである。「羽球」と称する場合もある。誤って「バトミントン」と呼ばれることが多いが、正しくは「バドミントン」である。誰しも一度はやったことがあるように昔は家庭に用具があって家の前の通りで打ったりした記憶を有している人は多い。要はノスタルジアのある国民的スポーツの一つである。
オリンピックの正式競技にもかかわらず、あまり関心度が高くなかったバドミントンに一躍注目を集めるきっかけとなったのが、「オグシオ」こと、小椋久美子、潮田玲子ペアの存在で、爾来バドミントンは再度人気に火が付き、男子では桃田選手が今年の東京オリンピックで金メダル間違いないと言われているくらい今は一種のバドミントンブームだ。確かに大きな面積も要らず、かなり効率の良いスポーツと言える。本校では3年前までバドミントンクラブは無かったが今の高校3年生が入学した時に女生徒二人が「是非クラブを作って欲しい」と訴え私はこれを受け入れた。
その後この二人の努力もあり、今の高校1年生も7人がバドミントン部に入って細々ながら頑張ってくれている。全員が女生徒だ。最も最後に出来たクラブだから練習場は無く、仕方がないから隣の山内小学校の体育館を週に一度間借りして練習し、後は本校体育館で週一の朝錬だけである。私はけなげな部員に対して電光石火の判断で応援することを決めた。「特別強化クラブに認定」した。本日部員を集めてこれらの事を伝達し激励金を手渡した。
まず専門の指導者の招聘であるがこれは既に目途が付いた。素晴らしい指導者だ。後は専用の練習場であるが、本格的にバドミントン練習場として建屋内にコート2面を作る方向で具体的な検討に入った。その場所であるが昨日以来積極的に動き、悩ましい点は多々あったがようやくし成案が固まりつつある。8日に私の心に火がついてわずか3日間で肚が定まった。今日の会談で結論を出した。場所は「高天原スポーツキャンパス」以外有り得ない。「空中バドミントンコート」だ。何としても実現してやりたいと思う。
間違いなく東京オリンピックでバドミントンは一大ブームが到来するだろう。女子生徒にとって運動量も多く、体も精神も鍛えるには格好のスポーツと思う。今や本校では女生徒比率がグングン伸びて来ており、女子空手道部、女子ボクシング部、弓道部、バスケット部、バレーボール部、テニス部と成績もうなぎ上りに上がって来ている。ここでもう一つ女生徒用の運動部としてバドミントン部を強化するのだ。幸い府内では競合するクラブは少なく、今がチャンスだ。ショップを経営する人や様々な方々と連携も組むことで既に話はついている。
そして体育の授業でも従来のテニス実技からバドミントンを主体にするよう保健体育科の教科長に今朝ほど検討を進めるように指示を出した。テニスにはこの10年間充分なことをやってきた。今度はバドミントンだ。保健体育科が理事長の指示に対してどう出て来るか楽しみだ。彼らの動きを注視する。私はやる時は徹底してやる。
関連記事
浪速高校school watch