2020年1月21日火曜日

明日の卒業式の準備・・「木村賞」の授与


今日は明日の卒業式の予行で3年生が登校してきた。その後体育館で明日の本番の準備作業であった。何しろ卒業生の数は19クラスで831人だから膨大な数である。今から3年前に新校舎竣工のご祝儀というか、このような数で始まった。先にも後にもない新記録の数であった。生徒数が多いから生徒の問題行動が多かったかというと決してそうではなくて本当に生徒指導にかかわる件数も極めて少なく、良い生徒ばかりであった。体育館は椅子で溢れかえっていた。保護席は1180席を用意するのが一杯一杯で更にビデオ中継で西館ホールに120席を予備席として用意したが、果たして・・・?






令和元年度、令和時代最初の卒業式で明日は前にも書いたが「木村賞」が創設されて初めてその授与もある。教職員から強く要望されてまだ現役であるが理事会の決議もあって私は受け入れた。奨学金名目で結構大きい金額を個人で用意した。明日の司会者は木村賞を初めて聞く生徒と保護者に次のように話すと先ほど原稿が渡された。「平成から令和への御代替わりを記念し、今年度卒業生から在学3か年間学業成績、生活態度が優秀で他の模範であった生徒一名に特別奨学金を授与し表彰いたします。表彰の名称については平成19年より浪速改革を進め、本校を飛躍的に発展させられた木村理事長・学院長のご功績を後世に残すために我々教職員からお願いし先の理事会で承認され「木村賞」として授与することになりました。本校の表彰制度中、最高位の賞となります。」



今日は同時並行で中学校2次入試が行われた。想定を超えて多くの受験生が来られた。合否は14時にネットで流したが、他校の合否発表待ちもいるので幾ら入学手続きをするのか分からない。しかし今日16時の1次入試の締め切りまでに歴代最大の数の入学手続きがあった。昨年が3クラスでスタートしたが4クラスとなったことは間違いなさそうである。浪速中学校はどうも大きな壁を破って61校ある私立中学校の中で入学者数で言えば、トップ20の中、すなわち上位組に入れた感じがする。膨大な高校3年生が卒業していく寂しさもあるが中学の新一年生が多く入学してくれることは補って余りある。6年間、本学院で学んでくれるのだから、これは我々に勇気と誇りを与えてくれる。