2020年1月23日木曜日

女生徒の活躍する時代に

22日の高校の卒業式が無事に終わってほっと一息ついている。私は今余韻をしみじみと味わっている。しかし本校表彰規定の7つある特別賞のうちトップ五つは女生徒だった。特に最高位の「木村賞」と次席の「寳來賞」は女生徒であった。この傾向は最近特に顕著でこれはこれで問題はないのだが、「男子よ、もっと頑張れ!」と言わざるを得ない。女生徒比率は男子に比べて低いにも関わらず女生徒の頑張りが目立つ。世の中、社会と同じく女性は賢く、その力は強くなっていることを学校でも感じる。男子生徒も女生徒も大切で可愛いが、男は女に勝てないのではないか?長年、男として生きてきた私は最近つくづくと、そのように思ってしまう。











1月から3月までの山場の前半戦が終わり、後半戦は大学進学の本番、高校入試と中学卒業式、来年度の準備作業と重要な行事が目白押しである。今日私がすこぶる機嫌が良いのは、前半戦の中学入試結果は想定を超えて「大躍進」したからである。実は卒業式と同時並行で前日の21日に行われた中学2次試験の発表と合格者の手続きを「固唾をのんで」見ていたのだが何と、何と、誰もが想定しない数があって全体の入学手続きを終えた数は大記録になった。この数値を昨年の府内私立中学校の入学者数で並べてみると20位である。61校中昨年の29位から20番目だから言うことはない。



素晴らしい!有難い!教職員の頑張りは元より、塾の先生方はじめ皆様に感謝だ。何よりも浪速中学を選択してくれた受験生と保護者のご期待に応えねばならない。令和2年度から中学は4クラス体制になる。まずはこのクラスの充足が次の目標である。充足は4クラス160人である。しかしこの壁はとてつもなく大きく固い。しかし必ず達成しよう。新たなる目標だ。今年は特に女生徒比率が大幅に伸びた。昨年度の中学校新入生の女子比率は29%だったが今年の結果は35%まで伸びた。浪速中学校も女生徒の頑張りを期待したい。確かに女子が活躍する組織は輝き、これにつれて男子も頑張るのではないか。今、浪速高校も浪速中学も女生徒の時代を迎えたと言える。課題は女性の先生が少ない。これは本当に困っている。「何で??」