自分は本当に運の良い男だとつくづく思う。いや、学校が運が良いのだ。昨日は素晴らしい好天に恵まれ、今日は雨をみている。しかし「心地良い春雨」である。昨日の高天原スポーツキャンパスの第二期工事であった「乾坤一擲ドリームフィールド(Kフィールド)」の竣功清払い、使用初め式は滞りなく進行し終わった。後世、これまた歴史に残るイベントだったと思う。多くの方々のご支援でなされた。改めて感謝申し上げたい。メインバンクのりそな銀行の社長さんからは大きな花束が届いた。有難い限りだ。「いざと言う時」を考え、メインバンクとは仲良くしておかねばならない。
さてこれで舞台を次に回す必要がある。まず3月11日、大阪高校サッカー界の代表である「興国高校」さんをご招待して「こけら落とし」の試合を草島理事長さんにお願いしたところ快く受けて下さり、理事長自ら引率してKフィールドに来て頂けるという。感激である。ついで20日はこれまた日本の高校ラグビー界の顔である常翔学園高校さんが来て頂ける。そして30日にはあの日本を代表する有名なアメリカンフットボールの関西学院高校さんがわざわざ兵庫県から来て下さると言う。失礼の無いように心を尽くしてお迎えするように指示を飛ばしている。送迎のバス、お祝い弁当は勿論、記念品を今用意している。今回も又「記念タオル」とした。
さて次はゴルフ部の為に「産土ゴルフ練習場」を作る。格好の良い場所がまだある。原案を見直して少しだけグレードを上げて作る。シミュレーションルームを拡張し、打っている人間だけではなくてそれを見て学ぶ人の為のスペースを増強する。着替えの場所もいるだろうし湯茶や冷蔵庫の置くスペースも考えたいと思う。堺市との協議が終わり確認申請が承認されしだい即、着工できるように施行業者など調整を急がねばなるまい。それもこれも今年も入学者数がある程度見えて来たから、駒を進めることが出来るのだ。私は見た目と違って極めて慎重派で少なくとも「それ行け、どんどん派」ではない。1日の一斉参拝で私は全校生徒にこの事を伝え、若い時のゴルフ経験は将来役に立つし、学校では「ただ!」で出来るから入部するように差し向けた。練習用クラブのセットも複数、学校で用意しなければならないが、これらは工事費に比べれば安いものだ。昨日式典の終わった後、校務運営委員の教員にも勧誘した。「ゴルフ部の有る学校」、何となくイメージが良い。本校は大阪市内にある「シティスクール」である。
学年末試験も終わり、重要な式典も終わった。今日から高校2年生には修学旅行に替わる特別企画「心に刻む修学行事3日間」と称して大々的なお祭りを行う。2,3,4の三日間を使って「クラス内行事、クイズ大会、球技大会を3グループに分けて」実施するのである。海外修学旅行には及びもつかないがそれでもやらないより益しと考えた。私は賞品を出すことにした。そう、天空レストランの浪速ベーカリーから「焼き立てパン引換券」を出すのだ。高校2年生は「新型コロナに負けるな!」と、思い切って友達と楽しんで貰いたいと思う。学校が出来ることはこれくらいで申し訳ないが将来、「コロナで修学旅行は吹っ飛んだのよ」とほろ苦い青春の思い出話になることを願う。