2021年3月26日金曜日

理事・評議員の先生方によるKフィールドのご視察

本日は理事会・評議員会の日であった。3月理事会は「予算理事会」とも呼ばれ、4月1日からの執行予算を決定する重要な会議である。しかし今日は通常会議の後、役員の皆様に高天原スポーツキャンパスをご視察頂くため、会議室での進行は早くし、一部の議題はバスの中で報告・議論を継続した。大型バスに乗り込んで堺市美原区の現地に向かったのであるが、バスは密室であり、役員の皆様も道中、集中して報告を聞いて頂けた。今日はその他、人事関係、進路実績、その他もろもろの1年の総決算であり議題は豊富にあった。口頭報告以外は全て資料を用意し後日議事録を丁寧にまとめ保管している。私はA型人間であり、神経質で几帳面である。今日も資料の体裁や椅子の配置、議事進行など矢継ぎ早に指示を出して準備した。

 


私の部屋は一般に比べ些か広いと思うが、これは理事長執務室に加え理事長応接室の機能もある。更に、理事・評議員室も兼ねており役員総勢で30人を収容できる部屋だから極めて使い勝手の良い便利な部屋である。今日も南海電鉄さんからお迎えする新理事の本選ではこの部屋で議決された。とにかく理事や評議員の役員が何時でも不意でも学校にお見えの時に専用の部屋が無いと落ち着かれないと思ってこの部屋を作っている。




4月1日発令の人事関係は既に12月理事会で承認されている案件であるが、顔合わせは初めてであり、新職位の常務理事、外部からの新理事、新評議員、高校教頭補佐、事務長補佐、指導教諭3名、新専任教諭5名の顔合わせが無事に終わった。尚伊勢神宮より派遣頂いている理事はこの度定年退職でご退任となり後任の方は既に決まっているが手続きは今後進めることになる。以上で令和3年度の法人ガバナンス、校務運営等の体制が決定された。予算も人事も決まって私はほっと一安心である。「しかしもういい加減長くなったな!?」というのが偽らざる本音である。

 




バスから降りクラブハウスに入るなり「ウオー」みたいな歓声が上がり、グランドが目に飛び込んでくるとそれらの歓声は更に大きくなった。「乾坤一擲ドリームフィールド」は本当に「陰が無い場所」で燦燦と太陽に反射した緑の人工柴は目に優しく、風を遮るものが無いため心地良い風が頬をかすめて行く。とにかく皆さん、驚きのお顔であった。「是非、神社界でもお使いください」と私は申し上げたのである。そしてクラブハウスに設けられた神棚をご覧いただき、その後国旗掲揚台傍に設けた「伊勢神宮遥拝所」の簡単な除幕を大阪府神社庁長と私が紐を引っ張って行ったのである。良い檜を使っているので何十年もこの地に立って生徒を見守ることになろう。こういう時代だからこそこのような神道との結びつきは重要だとの信念である。