府公立中学校校長会は昨日、2月1日付の段階での公立高校への一般選抜を目指す志願者状況の発表を行い、今朝の朝刊各紙はこれを紙面大きく記事にしている。今頃は受験生やその保護者、公立中学の先生方は数値を追いながら受験先の高校の「倍率は?」などと目を皿のようにして眺めているだろう。これらの数値を見て再度受験先を変更したりする。その結果、若し公立高校の受験に失敗したら、先に合格した併願合格先の私立高校にくる仕組みだ。勿論私立専願者は公立の一般入試に受験は出来ない。
今朝の記事の数値を眺め、入試広報部は過去のデータからシミュレーションを行い、併願者の戻り(余り良い響きのない言い方であるが・・)を予測して私に報告してくれた。その数値をここで開示するのは余り適切ではない。「採らぬ狸の皮算用」となってもいけないから。私はまず「15日に予定している1.5次入試」について各中学や塾と連絡を密にし、どうしても浪速に入りたいと希望して来る生徒の受け入れ、すなわち1.5次入試に万全に備えるように指示した。過去の数値では結構の数である。
31-2-9 浪速高校入試 |
そうこうしていたら堺市の元有力な校長先生で本校の入試広報部にも居られたH先生から電話が有った。先の高校入試で堺市内のある中学校の生徒が受験に来たが大熱を出して疲弊してたら本校の教員が素晴らしい対応してくれたと言うことでその学校の校長先生始め先生方や保護者から「浪速の面倒見は素晴らしい」と感嘆・感動の声が上がっていると言うのである。私は途端に元気になって幸せな気持ちになったのである
ところで朝日新聞が今朝の朝刊に吹奏楽部のクラリネット関西大会金賞、大阪唯一の全国大会出場の記事を結構大きく載せてい呉れていた。嬉しい。朝日新聞の論調は時に私と合致しないところはあるが学ぶ児童生徒に優しい視点がある。ここは素直に称えたいと思う。このような記事が浪速への評価に繋がる。実は部活動の成果は大きく生徒募集へ影響を与えることを知らない高校関係者はいない。クラブは大切である。