本日、先にアップしたブログで言及している吹奏楽部が快挙を成し遂げてくれた。関西吹奏楽連盟、朝日新聞社主催の「第45回関西アンサンブルコンテストで金賞を受賞]したのである。まさに快挙である。近畿2府4県の60団体から選ばれて表彰されたから文句無しだ。本校では念願だった全国大会に初めて出場できることになった。苦節10年と言うが本当に10年で全国大会に関西代表として出られることになった。昨日の建国記念の日、2月11日の23時58分には朝日新聞デジタルに大きな記事が載った。本校の生徒の大きな写真入りである。
右下の写真は本校の生徒 |
全ては顧問のN先生のご指導のお蔭である。勿論背景には最初から吹奏楽部を立ち上げてくれたN副校長先生、他の顧問のY先生や歴代の顧問の先生、本校OBで市内の有力楽器店の社長さんとか多くの人々のご指導、ご支援の賜物であるが、やはりこのN先生の熱意と能力のもたらしたものだと認めざるを得ない。本校在職わずか7年で専任教諭としては4年間しかない。その内わずか2年が彼女がタクトを振った期間である。
彼女を採用する時には当時、素晴らしい別の専任教諭指導者がおり、何時も静かに練習を見ていた。常勤講師を2年で専任教諭に採用したのだが、その時彼女は「絶対に全国大会に出場してみせます」と歯切れの良い口調で言った事がまだ耳に残っている。そして彼女の時代になり、言明したとおり実現した。有言実行、ここが素晴らしい。昨年8月18日の「天皇陛下即位30年奉祝大阪府民の会」を主宰した大阪府神社庁長のF宮司様はお嬢様が芸大卒業のバイオリン奏者であり、ご自身も音楽に造詣が深く、そのような訳で特に彼女のファンであった。ご即位記念コンサートの企画もF庁長の御配慮による。
手前の人が大阪府神社庁庁長 市内の大きな神社の宮司様 |
3月17日に住吉区民会館で行われる「第10回本校吹奏楽部の定期演奏会」と関西代表として3月21日に札幌市で行われる第42回全日本アンサンブルコンテストが彼女の指揮棒を振る最後の出番になる。間違いなく私のそして学校の得難い貴重な人材・人財であった。しかしこのような事は「人生の常」だ。失う淋しさを乗り越えて次の顧問の先生に期待したい。札幌に私も応援に行きたいが3月21日は最も忙しい時になるので無理だと思う。