今日は「専願生点呼・制服採寸の日」であった。私は今週の18日(月)制服会社の「トンボ(株)」さんの製作過程を視察に行ったが、事前チェックした制服をこれらの生徒達が着ると思えば嬉しい限りだ。トンボさんの本社工場の玉島工場では多くの学校の制服を見たが、手前味噌ながら本校の制服が最もカッコ良かった。随所に特徴があり、例えば上着の袖のボタンは3個だ。普通は2個だが本校は3個で豪華に見えた。又内ポケットに片側にはファスナーが付いておりこれも本校が初めての採用である。
今日の制服採寸の作業から実務部隊は入試広報部から「生徒生活指導部」に移る。生徒達から最も「恐れられている」部隊だ。既に入学手続きも終っており、実質的な本校生徒として扱われることになる。「担当が何故に生指部なの?」の疑問の答えは簡単明瞭である。学校生活の規則で重要な点は「制服の着方」であるから生指なのである。教員用のマニュアルにははっきりと書いている。男子生徒での可能性は「ズボンを腰パンにする為、ウエストを大きくする、ブレザーを小さくする」のを見つけたら指導すること。女子生徒では「スカートを膝丈より長くしたり、短くしたりする」のを見つけたら指導する等々である。
今年は歴代2位の専願生の数で凡そ500人に近い。男女の制服、体操服、シューズ、制靴別に分かれ事務室も書類の配布と説明などが有る。授業料無償化の申請とか色々とあるのである。これらの対応に業者さんとは別に教職員合算で30人程度が対応するのである。会場も男女別に分けて7つの場所を使う。美しい校舎の温かい暖房の効いた部屋で楽しく和気藹々と希望に燃える若者を迎い入れるのは楽しい作業である。
まだ私は新一年生の担任の先生方は既に決めてはいるがオープンにしていない。ただ「学年主任」の先生は発表しており、この先生が会場を見て回り新一年生の顔色を見ている。これから先3年間、生徒の指導、面倒を総合的にみる、やりがいのある職位だから「花の学年主任」と言われる所以である。I学年主任は理科の化学の先生で教務の仕事にも強く、お人柄も素晴らしい。私は高く評価しており40歳の最年少学年主任さんの誕生である。
今年初めてWEB出願と従来の紙ベースの申請の「二本立て」としたが、まだ従来方式の比率が高かった。しかし結構初年度にしてはWEB出願も高い数値を残した。大切なこことは当事者である中学校サイドの準備と気持ちを忖度しなければなるまい。高校側が一方的にWEB出願のみと言っても仕方がなかろう。こういうことは数年をかけて切り替えて行くのが適切だと思う。
今年初めてWEB出願と従来の紙ベースの申請の「二本立て」としたが、まだ従来方式の比率が高かった。しかし結構初年度にしてはWEB出願も高い数値を残した。大切なこことは当事者である中学校サイドの準備と気持ちを忖度しなければなるまい。高校側が一方的にWEB出願のみと言っても仕方がなかろう。こういうことは数年をかけて切り替えて行くのが適切だと思う。
公立高校を受験し、失敗したら既に合格している私立高校に来る併願合格者の顔を見るのは3月19日、公立高校合格発表日である。この日慌ただしく併願入学者の制服採寸がある。今年の入学式は4月4日としており、併願者の制服入手までの期間は2週間しかない。この間で全てをやりきる対応が制服会社と代理店には求められる。昔から「ずーつと」そうだった。本校みたいに併願者の規模の大きい処では正直大変だがこれが出来ないようでは学校制服の提供会社ではない。