66回目の学舎である。一口に66回と言うが66年間欠かすことなく続いてきた学舎であり、我々の最大の誇りである。中身は時代に合わせて少しづつ変わってきているが本質は変わっていない。令和5年に開校100周年を迎えるがそのうち70年も伊勢修養学舎は続くことになる。学舎の中心はこの教育企画を先頭に立って引っ張る事の出来る確かな校長の存在だ。とにかく体力と気力である。開講式の後、引き続いて「校長講話」をする。中身はこの13年間ほとんど変わらない。平成から令和に御代替わりしたのだから、少し変えようかと考えたが結局大きくは変わらなかった。校長として生徒に伝えたい事を声を枯らして身振り手振りで伝える事が出来れば良い。数年前から私はレジュメを用意し、それを生徒に順番に読み上げて貰い、フォローする方式を採用したが、私の一方通行より何か伝達効果があるような気がする。「今を生きよ!」、これが話しの骨であり結論である。