予定より10分早く閉講式を始めた。締めの挨拶は校長ではなくて数年前から教頭に変えた。最後まで校長の話では生徒も「・・・」だと考え、変えたのだ。色々な人の話を聞く事が勉強になる。伊勢修養学舎は一本の思想哲学で執り行っており、最後の最後で方向の異なる内容や頓珍漢な事を言って貰っては困るが今までの元M教頭、元N教頭、そして新しいM教頭は今までの路線でしっかりとまとめてくれた。
生徒は赤福のお土産などを持って、さすがに三日ぶりに家に帰れる喜びだと思うが、特に女子生徒などはちょっとしたことに、「キャーキャー」笑っている。バスは6台揃って10時前神宮会館を出発し、順調であれば13時頃には学校に到着だ。西名阪道路で会館に向かう第2班のバスと間違いなくすれ違うだろう。
ようやく1班が終わった。しかしまだ2班、3班と続く。「しんどいなー」などと言ってはおられない。自分では同じことの繰り返しであるが目の前の生徒には全て初めてのことである。手を抜いてはいけない。前にも書いたが伊勢修養学舎期間中の確固とした校長の存在は浪速高校の校長たるものの必要条件なのである。その仕事は校長講話、禊と外宮・猿田彦神社・内宮の参拝、そして卒業アルバムの記念写真に入ることなのである。
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