夕食が終わったからと言って学舎は終わりにはならない。19時30分から「大祓詞」の講義だ。経典や教義の無いと言われる神社神道の世界で唯一の纏まったものがこの約1000字の拝詞である。生徒には大祓詞の意味を教えておかねばならない。その為に神社本庁とタイアップして本校生徒用にカスタマイズしたテキストを作成した。その後、20時10分頃から更に学舎は続く。男子生徒は明日の「禊の事前指導」があり、女子生徒には「礼儀作法と着付け指導がある。21時30分を目途に続き、就寝は22時である。このように伊勢修養学舎は時間との戦いであり集中力の勝負なのである。