2019年7月18日木曜日

令和元年伊勢修養学舎 1班二日目 校長、「別宮」を巡り回る!

二日目の午後の校長は又忙しい。まず別宮の「倭姫宮」に走り、女生徒の為にこのお宮と学校との関係などを詳しく話す。特に現在校内の学院神社の鳥居は今から4年前に神宮司廰から払下げて頂いた鳥居だがこれはこの倭姫宮の第一鳥居である。又このお宮は14ある別宮の中でも最も遅く創建されたもので大正12年の事であった。この年本校は開校されたのである。生徒は案外このような因縁めいた話を好むから、私もついつい饒舌になってしまう。

車を待たし、今度は20キロも離れた志摩市の「伊雑宮」に向かう。一足先に出発した男子生徒を追いかける。実はこの伊雑の宮近くには前述した倭姫が伊勢の地を神宮の場所と定めた後、この地に住んだとの伝承があるらしい。この時に出土したものはすべて倭姫宮に持って行かれたと地元の人は言う。真偽のほどは分からないが。

伊雑の宮の側にある神宮の神田の側で男子生徒には女子生徒が居れば少し話せないようなことを砕けて話をし、男を激励するのだ。小説家の林真理子さんが新聞に書いていたが「牛丼ばかりかぶりついている男たち、この国は大丈夫か!」と実に面白いタイトルだった。


又車で伊勢の倭姫宮に戻って男子生徒の到着を待ち、共に参拝し、私は皇學館大學の祭式教室に急ぐ。そこには女生徒が一生懸命、神楽舞のお稽古をしているのだ。

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