車を待たし、今度は20キロも離れた志摩市の「伊雑宮」に向かう。一足先に出発した男子生徒を追いかける。実はこの伊雑の宮近くには前述した倭姫が伊勢の地を神宮の場所と定めた後、この地に住んだとの伝承があるらしい。この時に出土したものはすべて倭姫宮に持って行かれたと地元の人は言う。真偽のほどは分からないが。
伊雑の宮の側にある神宮の神田の側で男子生徒には女子生徒が居れば少し話せないようなことを砕けて話をし、男を激励するのだ。小説家の林真理子さんが新聞に書いていたが「牛丼ばかりかぶりついている男たち、この国は大丈夫か!」と実に面白いタイトルだった。
又車で伊勢の倭姫宮に戻って男子生徒の到着を待ち、共に参拝し、私は皇學館大學の祭式教室に急ぐ。そこには女生徒が一生懸命、神楽舞のお稽古をしているのだ。
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