第1班の陣容は生徒254名、教員は私も入れて22名の総勢276名。予定より5分ほど早く開講式は始まった。冒頭の私のスピーチは当然、修養学舎の歴史や意義などに始まり、3日間を頑張るように激励だ。その後神宮会館の館長兼神宮崇敬会の事務局長の先生から伊勢神宮の歴史が語られ、同じように生徒への歓迎のお言葉と激励である。その後指導に当って頂ける本物の大阪の神職の先生方のご紹介と続く。今回は6名の女性神職に遅れて参加される明日の禊指導の男性神職と神楽舞の指導に当たって頂く女性神職が加わる。開講式の冒頭の私の話は存外重要であり、「ぐっと」ここで生徒を引き込まないといけない。原稿などはない。生徒の顔を見ながら話を展開する。「伊勢修養学舎の話が出来ない校長」では浪速高校の校長は務まらない。