2019年7月20日土曜日

「日毎朝夕大御饌祭」


「日別朝夕大御饌祭」(ひごとあさゆうおおみけさい)という有名な言葉がある。これは、天照大御神にお食事を奉る神事で、外宮鎮座より約1500年間、朝夕の二度行われ、そのお祭りは禰宜1名、権禰宜1名、宮掌1名、出仕2名によって奉仕されているとのことである。


お食事を大御饌と言い、その中身は御飯三盛、鰹節、魚、海草、野菜、果物、御塩、御水、御酒三献と品目が定められ、それに御箸が添えられている。結構なボリュームである。天照大御神様は案外食がお進みになられるのだ。毎日毎日1500年間変わることなく行っている有名な神事である。
 

我々の泊まっている神宮会館では一日2回ではなく、朝、昼、晩と食事を出してくれている。毎日毎日三度三度、三日間が3グループだから会館も大変であるが毎日メニューは変わり、工夫を加えてとにかく美味である。さすが天照大御神がこの地が「うまし国」と言われたように伊勢志摩は山海の珍味に溢れており、私などは述べ8日間も滞在しているが食事に不満を感じたことはない。ちなみに写真は17日と20日の生徒の夕食メニューである。

 
66年間、お世話になっている会館は伊勢人特有の優しさ、寛大さに富み、気持ちよく我々の学舎が良い成果を示せるように本当に親身になってくださっている。何時も全館貸切である。私はこの状況から是非会館の館長さんを本法人の役員に迎えたいと考えこの4月に実現した。名実ともに本校と神宮会館は一体になったのである。



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