仮に開校100周年の一連の行事が有っても、無くても、学校は普通通りの「落ち着いた」状況にあったと思う。生徒も教職員も何処にも「浮いたような」感じは無かった。この点が本校の良い所だと思う。個人的にはもう少し「高揚した感じ」があっても良いと思うが今の若者は「熱い」のを好まない。「クールが格好良い」のである。この間、ほんの少しだけ「気分的に尋常で無かった」のは私だけかも知れない。敢えて言えば常務理事、高校校長、それに高校教頭2名、事務長、事務長補佐の6名は顔には出さないが「理事長の思いに応えて立派に、見事に」と管理職として相当気が張っていたと思う。そうだ、それに指導教諭のY先生と総務部長のI先生の二人が頑張ったことも忘れてはならない。
急遽降ってわいたような1か月前頃に部屋に呼ばれ、理事長から「ダイジェスト版夢の軌跡」の作成指示が出て、印刷締め切りとの闘いで相当な気を遣ったと思う。それは私が直接「あれこれ」リードしたからである。しかしこれらも「結果良し」で手前味噌ながら先人とお世話になった周辺の人々に「良い周年行事をお見せすることが出来て」、本当に良かったと思う。陰の主役の一つにあの周年誌も入るだろう。寺井名誉理事長の寄稿文である「木村理事長と浪速改革」が大きな評判を呼んだ。既に4月30日から2週間経ったが私の感じはまだ先日のような気がしている。しかし学校は通年通りの行事が普通通りに粛々と進んでいる。「淡々と」。一昨日、11日は「浪速中学校塾長様対象の学校説明会」があったのだが、何と参加してくださった人数は昨年の2倍を超えており、極めて嬉しいニュースだった。未だ上昇気流に乗っていることは間違いない。
今日は、硬式野球の春の大会で対戦相手は日本一になったこともある興国高校戦で10時から興国グランドであった。当然応援に出掛けた。30日の奉祝祭にもご参列頂いた草島理事長先生とはご厚誼を頂いている府内私立中高連盟のリーダーである。帰る時にわざわざ先生のお好きな「コーヒーを是非飲んでください」と言われ一箱も頂いた。良い試合であった。試合の結果は惜敗したが遠山監督になって初めて5回戦に進みベスト16だった。夏には更に良い成績を残してくれるだろう。3年ぶりに「多聞尚学館での学習合宿」が今日から始まった。高校2年生の英国数ハイレベル講座だ。教員4名、生徒80名が楽しそうに雨の中を出発した。
そして本日の14時30分から「令和5年度PTA役員の実行委員会」があった。先の奉祝祭には1000万円もした「3尺胴大太鼓」を寄贈して頂いた。PTA会長と除幕したシーンが懐かしい。今日は「6月3日に行われる予定のPTA総会」の予備会議であり各委員会役員選任、予算、決算などが審議された。私は冒頭参加し先の一連の行事におけるご協力とご支援に感謝申しあげ記念品として今回初めて作成し、お客様にお配りした「朱印帳」と工夫を凝らした本校独特の生徒に配布した「クリアファイル」をプレゼントしたのである。朱印帳の「祈願の文字」は不肖私が書いた。今、中々評判の良い御朱印帳で、ご家族で旅行や遠出されたときにお詣りした神社で朱印を頂けば記念になると思う。皆さんからは「ワ~」と言って喜んで頂いたのである。