2023年5月24日水曜日

開校100周年記念動画をホームページに一挙公開

 まるで「映画の予告編」みたいである。情報企画部はホームページのトップに次のような情報予告を出している。「重要なお知らせ・・・開校100周年記念上映」とある。「開校100周年記念式典でお披露目して大絶賛!!」の「夢の軌跡~浪速100年ヒューマンヒストリー」を近日公開しますというものだ。それが明日の25日のホームページに一挙に公開される。スマホからも視聴できる筈なのでアラウンドの読者の方も是非ご覧頂きたいと思う。確かに今回の100周年記念式典は多くの言葉は不要、「映像と音響」で100年をお届けするという私の方針を受けて担当者は見事な脚本を用意し動画を「一編の短編映画」みたいに完成してくれた。これらを順次公開するというのである。 


私はただ言われるままにスタジオに行き、写されただけだがこれほど簡潔な言葉で100年を人々に焦点を当て「ヒューマンヒストリー」としてまとめたくれた作品の出来の良さに感嘆した。多くの貴重な写真が主役であり、これらは片山写真館さんが保存しておいてくれたからである。当日でも多くの参列者がこれらの動画を称賛して下さった。これを当日の参列者以外にも是非見て頂きたいと我々は思ったのである。引き続いて6月1日「NANIWA NEXT 100」と続き、6月6日には「GOOD SCHOOL NANIWA」と記念式典3部作が一挙に公開される。 



4月30日が過ぎ去って、もうすぐ1か月になる。徐々に過去の話になりつつあるが、これは致し方の無いことで日々学校は進んでおり、何時までも懐旧談に浸っている余裕はない。トップの私が何時までも「良かったなー」などと思い出話に浸っていては組織はおかしくなる。昨日遂に「Naniwa Next 100」のトップランナーとして登場する「新中学校棟のキックオフ会議」があった。大工程の確認である。順調に建築確認が取得できそうであり、まず現在の「ゴミ置き場」の移設から始まり、6月中旬には「仮囲い」が始まって今の時点では6月12日に「地鎮祭」を執り行う予定だ。年内一杯は基礎回りの工事であるが、地上6階建てだから「くい打ち」の数も相当な数である。年が明け、3月末に1階部分の躯体工事に着手出来る。「最終完成は2025年(令和7年)3月、大阪万博の年の竣工」である。万博は4月13日開場だからその前に本校から花火が上がる。ゼネコンの南海辰村建設さんと一体になって良い建物を作る。施主の姿勢と熱意が出来上がりに影響するから、ウクライナのゼレンスキー大統領のように私も戦闘服を着てまだまだ前線で頑張らねばならない。 


尚、この新中学校棟は竣工後の名称として略称「西館」とし、正式名称は「中学校棟」とする。竣工後にわざわざ「新」を付ける必要はない。これに伴って現在の西館(体育館)は簡易名称を「北館」とし、正式名称は「体育館」とする。この建屋はいずれ10年以内には全てを解体し「浪速アリーナ」に大変貌を遂げる「最後の虎の子の立地」であり、徹底した検討が必要である。従ってそれまでは有効利用しなければならないから、まず西館(中学校棟)が竣工した後大改造に入り、体育館の改修、教室の面積拡大、部活動の練習室、そしてここには「常務理事室・副学院長室」「中学生の学年集会室」等を設ける予定である。新中学校棟が竣工すれば新北館の改造が可能となり、本校は本当に余裕ある教育環境が最終完成する。ここまでは私の手でやり切るつもりだ。