2023年2月13日月曜日

新専任職員候補 事務室 I常勤職員の小論文

 



挑戦し続ける人でありたい
                                  事務 I,M
 
 理事長・学院長Aroundを拝読し、非常に心に残ったのは、以下の3つの記事です。

・新システムを導入「浪速ワークサポート」(202223日)
・臨時職員会議「働き方改革第二ステージ」へ!(2022315日)
ICT教育の更なる発展へ(2022625日)

 中でも、臨時職員会議「働き方改革第二ステージ」へ!の記事にある、『教職員が心身ともに健康でゆとりある中で教師として自己実現できるような素晴らしい労働環境を整備する為に頑張りたいと思う』、『走りながら一つ一つを検証し修正すべきはしていったらよいと思う』、『その為にはまず教員には自らの「意識改革」を強く求めたいと思う』という理事長先生のお言葉に心を動かされました。

 私が浪速学院に入職して驚いたことは、理事長先生主導の下、働き方改革をはじめ意識改革への取り組みが進められていたことでした。このような環境で私の浪速生活がスタートしたこともあり、自然と働き方に意識を向けながら今日まで働いてまいりました。現在、教職員の人事労務を担当させていただいております。その中で私自身の過去の経験も踏まえて理事長先生のおっしゃる意識改革という言葉に共感する点が多くあります。
 
 私は浪速学院での入職前に、銀行で窓口業務を行っていました。銀行では、IT化の導入で紙での通帳発行を停止したり、申請もタブレット端末から行ったりと、ペーパーレス化が進んでいました。私が配属されていた支店には端末を1台しか支給されておらず、その1台が他で使用されていると使えない状況になります。私は電子の申請がとても好きで、すぐにタブレットを自分の席に持って行き、確保していたので、周りから〝タブレットの女〟と呼ばれていたことを思い出します。

 電子の申請が好きだった理由は大きく2つあります。まず一つはリスク軽減がされる点です。電子申請では機械が処理をする為、記入漏れや視覚的なミスを防ぐことができるからです。二つは処理時間が速い点です。私の業務内の不安はミスのリスク、そして処理にかかる時間でしたので、電子での処理を行っている方が自分自身、ホッと安心し、心の余裕ができていました。私は、未熟ながらも電子化など業務改革を行うことは、ストレスの緩和、心の余裕に繋がると実感しました。また心の余裕は、より一層日々の業務に意識を向けるきっかけとなり、更なる意識改革の向上に繋がると感じております。

 理事長先生の職員会議での講話には、感銘を受けたことが数多くあります。そのうちの一つに、全教職員にパソコンを貸与、そしてタイムカードで勤怠管理をこなしていた会社が多い時代に、パソコンのソフトで勤務打刻を行えるようにしたというお話は特に印象深く、働き方改革も率先して取り組む姿勢に感銘を受けました。私自身も、何か少しでも貢献したいという思いを胸に、試行錯誤ではありながらも、日々業務と向き合っています。その内の一つに今年度、年末調整の電子化に挑戦しました。従来では、全教職員から紙での配付、回収を行っていましたが、電子申請を導入することで紙での回収作業、手計算がなくなり、業務負担が軽くなったと実感しております。また、事務の業務負担は、周りの先生方のそれともリンクしているのだと改めて感じました。しかし、初めての導入で、至らない点もありましたので、反省を踏まえて今後に生かしていきたいと考えます。こうして電子化への取り組みができたことは、理事長先生が率先して意識改革を推し進めてくださり、加えて挑戦する土台を築いてくださったからであると感じています。

 理事長先生はICT教育の推進にも力を注いでおられ、実際にその面で浪速学院は全国トップクラスの地位を確立されました。そのような中で、教職員の負担軽減、働き方改革の観点からも学校事務のIT化は必要不可欠であると感じております。それは、理事長先生が教育現場の大きなテーマに「教員の負担軽減」を掲げられていることから日々感じる部分でもあります。
 理事長先生にお会いすれば、よく「楽しいか?」とのお言葉をかけていただきますが、私は「楽しいです!」と胸を張って答えています。それは、理事長先生が挑戦する機会を与えてくださるからだと考えています。教職員を思う理事長先生の姿勢に微力ながらも貢献したいと思い、業務に励む毎日が楽しく、やりがいにもなっております。

 今後の目標としては、「負担軽減」が当たり前の職場風土づくりの実現として、まずは目の前にある日々の業務オペレーションの改善を目標とし、業務を遂行していきたいと考えます。 まだまだ未熟者ですが、専任職員になった暁には、より一層、浪速学院に貢献できるよう日々、注力していく所存です。今後さらに気を引き締め、ミスのない事務処理を心がけることを決意いたします。挑戦し続ける人でありたいという思いを胸に、今後も自己研鑽に励む所存です。